2019年度 活動レポート 第314号:岡山大学

2019年度活動レポート(一般公募コース)第314号

吉林大学の若手教員との交流

岡山大学からの報告

岡山大学大学院環境生命科学研究科では、中国・吉林大学農学部の若手教員を招いて、今後の交流を活発にすることを目的として、科学技術体験の機会を提供し、また、ジョイントシンポジウムを開催しました。今回は、パスポートの発行とビザ取得に時間を要して、予定を1日ずらしてのプログラムの実施となりました。

さて、10月30日(水)に皆さん無事に岡山空港に到着しました。翌10月31日(水)と11月4日(月・祝)にシンポジウムを開催し、互いの研究紹介を行い、今後の共同研究等について相談をしました。すでに、共同研究を始めたグループもあります。

シンポジウムにて

11月1日(金)は、倉敷にある岡山大学資源植物科学研究所の見学をしました。最先端の施設や機器をとても興味深く見学しました。また、世界的にも著名な研究所の研究者から説明を受けることができ、研究所の見学はとても有意義でした。

植物研の見学1(説明講義)
植物研の見学2(研究室)

また、午後には、公益財団法人水島地域環境再生財団(水島財団)を訪問し、日本が経験してきた公害に関わる歴史に関する資料を見ながら、議論を活発に行ないました。

水島財団訪問

週末は、広島と岡山で社会見学をしました。広島の原爆ドームと広島平和資料館は、とても興味深かったようです。

原爆ドームの前で

来日予定が1日ずれましたが、予定したプログラム内容をすべて実施することができ、11月5日(火)に岡山空港から帰国しました。本学在学の中国からの留学生や本プログラムの協力者ならびに事務の方々の協力もあり、皆さん体調を崩すこともなく、瀋陽に到着し、鉄道で長春に戻りました。

さくらサイエンスプログラムでの招へいを行い、共同研究も始まり、より一層深い交流ができるようになってきました。