さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第4グループ
宇宙航空研究開発機構(JAXA)を訪問
5月20日に日本に到着した第4グループ(インド・フィリピン)のうち、インドからの46人が、5月24日の朝、JAXA(宇宙科学研究開発機構)筑波宇宙センターを訪れました。
地上約400キロメートルに存在する国際宇宙ステーション(ISS)は世界15カ国が参加するプロジェクトですが、JAXAではその中の「きぼう」日本実験棟を開発して参加しています。今回の訪問では、実際に使用している運用管制室を見学することができました。(写真撮影不可のため、JAXAのHPに掲載中の写真を紹介いたします。http://iss.jaxa.jp/kibo/system/operation/team/)正面には大きなスクリーンが3面あり、ISSからの風景や米国ジョンソン宇宙センターの現在の画像が映し出されていて、インドの高校生は好奇心いっぱいに見入っていました。
そのあと、宇宙飛行士養成棟を訪れました。飛行士が狭いISSで長期滞在する生活に慣れる訓練を行う「閉鎖環境適応訓練設備」では、飛行士たちがミッション前に1週間カンヅメ状態で生活するとのことで、高校生たちはThat's impossible...とつぶやいていました。
インドの高校生はロケット開発の歴史を伝える展示を見たり、宇宙食の展示の写真を撮ったりして、日本の宇宙開発について学びつつ、宇宙への興味を刺激されるひとときを持ちました。