2018年度 活動レポート 第2グループ:東京学芸大学附属高校を訪問

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第2グループ

東京学芸大学附属高校を訪問、生徒たちと交流

4月15日(日)に来日した、タイ・マレーシア・インドの高校生たち112人(引率者含む)は、4月18日(水)に東京学芸大学附属高校(東京都世田谷区)を訪問しました。

到着すると正面玄関で同校生徒たちが出迎えて、一緒に教室に向かいました。初めは緊張していたアジアの高校生たちも、教室に入るとそれぞれが自己紹介をして、あっという間に打ち解けて、LINEの交換で盛り上がりました。学芸大附属高では英語の得意な生徒が多く、また、皆が明るくフレンドリーなので、すぐに友達になれたようです。

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インドの高校生を囲んで、自己紹介タイム

そして2017年に文化勲章を受賞された藤嶋昭先生(東京理科大学前学長)の特別授業となりました。先生のご専門の光触媒の話は最初は難しく思われましたが、身近なところ(住宅の外壁、空気清浄機、曇らない車のサイドミラー等々)で光触媒が幅広く用いられていることや、その技術を用いて人工ダイヤも制作可能と伺い、アジアの生徒たちの関心も一気に高まりました。講演後のQ&Aの時間には質問が多く出て、全ての質問に答えられずに時間切れとなる程でした。

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講演される藤嶋昭先生
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藤嶋先生の講演のあとに全員で記念撮影

午後は各教室で過ごしました。日本語で行われる通常の授業に一緒に参加して、バディの生徒さんに通訳してもらいながら、楽しく授業を受けることができました。その後は楽しい交流タイムです。各教室で折り紙をしたり、「震源地を探せゲーム」や「だるまさんがころんだ」など、日本のゲームを一緒にして生徒同士の仲が更に深まりました。

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真剣に授業を聴くインドの高校生
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「震源地を探せゲーム」を楽しむタイの高校生たち

楽しかった一日もあっという間に過ぎて、お別れの時となりました。生徒達はギリギリまでスマホで一緒に写真を撮ったりして別れを惜しんでいました。アジアからの高校生も忘れられない一日を過ごせたようで、感想をきくと「日本で友達ができてうれしい」「サイコーだった」とのことでした。

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最後の最後まで手を振って別れを惜しむタイの高校生たち