2018年度 活動レポート 第437号:日本大学

2018年度活動レポート(一般公募コース)第437号

日本大学工学部ロハスプロジェクトに関する研究においての特別研修
日本におけるケーススタディー

日本大学工学部 (郡山市) からの報告

日本大学工学部建築学科では2019年2月22日から28日、さくらサイエンスプログラムの支援を受け、インドネシアのアトマジャヤジョグジャカルタ大学土木工学科大学生9名と引率教員1名と研究者1名の計11名を向かえることにしました。

日本大学工学部の正門前にて

日本大学工学部では、ロハスプロジェクトによる良い快適な住環境の形成を可能とする研究(「ロハスの工学研究コミュニティ」(http://www.ce.nihon-u.ac.jp/contents/lohas_com/)プロジェクトについて優秀なインドネシアのバクリー大学の学生の育成を目的としました。

プログラム 実施場所
1日目 郡山着、オリエンテーション
日本大学工学部キャンパスの訪問
日本大学工学部のロハス1号・2号・3号プロジェクトの見学
日本大学工学部
2日目 環境情報解析研究室に、無人航空機を用いた環境モニタリングの研修を受講 日本大学工学部
3日目 サステナブルシステムズデザイン研究室に、人間の動作を定量的に評価するためのセンシングシステムおよび人力ロボティクスの応用に関する研修を受講 日本大学工学部
4日目 三春ダムの見学
猪苗代湖周辺の視察
日本大学工学部
5日目 ワイヤレス通信研究室に、GPSの測位精度改善手法やUAVを用いた位置検出手法に関する研修を受講 日本大学工学部
6日目 コンピュテーション応用力学研究室に、テンセグリティー構造の応用および模型作りに関する研修を受講 日本大学工学部
7日目 帰国 東京

2月23日

日本大学工学部環境情報解析研究室に、無人航空機を用いた環境モニタリングの研修を受講しました。

若林裕之教授と大山勝徳准教授(情報工学科)による研究の紹介、
ドローンを用いた環境モニタリングの研修

2月24日

サステナブルシステムズデザイン研究室に、人間の動作を定量的に評価するためのセンシングシステムおよび人力ロボティクスの応用に関する研修を受講しました。

武藤伸洋教授(機械工学科)による研究の紹介、ロボットを用いた人間の動作を定量的に評価の研修

2月25日

バスで福島県田村郡三春町にある三春ダムに訪問しました。ダムの仕組み・役割・ダムが出来るまでの話や、水質を守る取り組みまで、三春ダムのことを楽しく、そして真面目に学べました。通常は見ることの出来ない、ダムの堤体内にも案内されました。午後には、猪苗代湖周辺の視察をしました。

2月26日

ワイヤレス通信研究室に、GPSの測位精度改善手法やUAVを用いた位置検出手法に関する研修を受講しました。

石川博康教授(電気電子工学科)による研究の紹介、GPSの測位を検出手法に関するの研修

2月27日

日本大学工学部建築学科のコンピュテーション応用力学研究室で、テンセグリティー構造の形態創生についての講義を受講しました。その後、木材と紐によるテンセグリティー構造の形態創生ワークショップ並びに模型作りに関する研修も受講しました。

ガン・ブンタラ教授(建築学科)によるテンセグリティーの講義および模型作りに関する研修

日本の滞在期間中には、本大学への進学を希望し、大学院の情報を収集する学生が数名いました。今後、より一層の本大学の国際交流体制の整備が求められていることを実感しました。