2018年度 活動レポート 第252号:芝浦工業大学

2018年度活動レポート(一般公募コース)第253号

Industry4.0活性化に向けた情報通信技術研修

芝浦工業大学情報通信工学科
教授 上岡 英史さんからの報告

2018年11月18日から27日まで、芝浦工業大学豊洲キャンパスにおいて「Industry4.0活性化に向けた情報通信技術研修」を開催しました。本プログラムは本学工学部情報通信工学科教員によって運営され、マレーシア・プトラ大学(UPM)から15名の大学院生、インド工科大学グワハティ校(IITG)から3名の大学院生と2名の学部生、KLSゴクト工科大学(GIT)から1名の大学院生と4名の学部生、および、各大学から1名の教員を招へいしました。本プログラムは、AgPBL(Advanced Global Problem Based Learning)、チュートリアル、そして、研究所見学が主な活動内容となっており、合計71名の学生が参加した大規模研修プログラムとなりました。

Opening Ceremony

Opening Ceremony では、本プログラムの全体説明、各大学教員による挨拶、芝浦工業大学の村上雅人学長による講演に続き、記念撮影が行われました。バナーは本プログラムのために作成しました。

Ice-Breaking

お互いの友好を深めるため、Ice-Breakingとして「折り紙」を行いました。多くの日本人は幼少時代に折り紙の経験があり、日本人学生がそれを他国の学生に教えることでコミュニケーションが活性化しました。また、制作物はお土産としても利用でき、文化交流という観点からも大成功でした。

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「折り紙」を用いたIce-Breaking

Welcome-Party

豊洲キャンパスGlobal Learning CommonsにてLunchを兼ねたWelcome-Partyを開催しました。参加者のFood requestからHALAL foodとVegetarian foodを用意し、質、量ともに十分満足のいく料理をケータリングしました。

Tutorial

本プログラムにおいては情報通信技術の知識習得が最も重要であり、そのため、「IoT」、「魅力的なビデオコンテンツ制作手法」、「AI技術-機械学習-」、そして、「IoTセキュリティ」に関するチュートリアルセッションを設けました。

写真2
IoT Securityに関するチュートリアル

Advanced Global PBL

Advanced Global PBLの課題として、IoT、AI/Big Data、MultimediaそしてNetwork robotが与えら、グループ毎に課題を議論しました。各グループは解決すべき問題の提起と解決策の提案を行い、それを実現するためのプロトタイプを制作しました。最終日には、議論内容をプレゼンテーション資料にまとめ、グループ毎に成果発表を行いました。

写真3
課題解決ブレインストーミング

日本文化体験

日本文化体験として、豊洲キャンパスGlobal Learning Commonsにて浴衣ワークショップを開催しました。

写真4
浴衣ワークショップによる日本文化体験

研究所見学

最新技術の情報収集としてNTTおよびNICTの研究所見学を行いました。両研究所は今回の研修課題に関する一般知識を取得する上で、とても魅力的な展示と解説を提供してくれました。

写真5
NICT研究所見学