2018年度 活動レポート 第44号:芝浦工業大学

2018年度活動レポート(一般公募コース)第044号

機械工学および土木工学系領域に学ぶ社会の発展を担う根幹技術と日蒙間文化交流

芝浦工業大学からの報告

概要

芝浦工業大学では、さくサイエンスプラン支援のもと、2018年6月12日(火)から6月19日(火)の間、モンゴルのモンゴル科学技術大学より学生5名及びInternational office所属の職員1名の計6名を招へいしました。このプログラムは、本学の教員による講義をはじめ、キャンパスツアー、施設見学、本学学生との交流を伴った都内見学、そして成果発表会により構成されています。

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集合写真

オリエンテーション

プログラム開始にあたり、本学についての概要、国際化への取り組みについて説明をしました。大学説明の後は、本学学生とともにキャンパス内を見学し、施設の説明を受けました。その後本職員も交え、ウェルカムパーティーを実施し親睦を深めました。

文化体験

文化体験として、浴衣ワークショップを開催しました。浴衣を着るのは皆初めての経験だったようで悪戦苦闘しながらも浴衣を無事着ることができ、大変気に入った様子でした。その後は、思い思いに写真撮影を行い貴重な体験となりました。

写真2
文化体験

機械及び土木建築領域の研究室訪問

本学に所属している外国人教員の研究室訪問(機械及び土木建築領域等)を行いました。新幹線などの交通システムを用いた持続可能なエネルギーについての研究(パオロメレ教授)や、日常に存在する視覚的錯覚を用いた研究(スリーピァンピーラヤー助教)、また光レーザーの応用(ウジャゴパランウママヘスワリ教授)といった構成になっており、どの分野も非常に興味深く、私たちの生活のあらゆる事に深く根付いているテーマとなっていました。参加者たちにとって有意義な講義となったとともに、日本への留学意欲の促進に繋がりました。

写真3
外国人教員による研究発表

施設見学・都内散策

週末を利用し、本学学生引率のもと、都内の施設を巡りました。日本科学未来館やトヨタメガウェブ等を見学し、日本科学未来館では、ASHIMOのショーを見学することができ、最先端ロボットの知的能力や身体能力に感銘を受けたようでした。トヨタメガウェブでは、日系企業の発展や最新技術について理解を深めることができました。

最終発表、フェアエルパーティー

最終発表では、約1週間のプログラムを通して、招へい者達が学んだこと、体験したことなどを発表しました。最後に、本プログラムを通して協力してくれた本学学生とともにフェアウェルパーティーを実施し、同日午後本プログラム終了となりました。

写真4
最終発表

招へい者の感想

First of all, I really enjoyed this program and extend my appreciation to Sibaura Institute of Technology for hosting. Thanks to SIT to organize Japanese cultural event and campus tour which allows us to understand and familiarize ourselves to Japanese culture and academic activiteies at SIT. Therefore, international students from SIT are very friendly and helpful to the students to talk freely and peer sharing their experience.

Overall, this program is very ideal for the students who has never being abroad and gain very good experience for further study in Japan. I would like to extend my appreciation to SIT officials.

Once again, thank you so much for giving me this ooportunity.

プログラム全体を通しての感想

オリエンテーション初日、招へい者全員はとても緊張している様子でしたが、プログラム期間中の間、本学学生との交流を通して様々な場所を散策し、アカデミックな学びの部分だけでなく、文化の違いを強く経験することができました。短い期間ではありましたが、大変有意義な8日間となりました。今後もさくらサイエンスプログラムを通じて、青少年の育成に力を入れ、モンゴルを始め、様々な大学と国際交流を活発化させていく予定です。

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最終発表後の記念撮影