2018年度活動レポート(一般公募コース)第001号
タイMahidol Wittayanusorn Schoolの高校生との科学技術交流プログラム
早稲田大学本庄高等学院からの報告
2018年4月18日~25日の日程で、タイのMahidol Wittayanusorn School(MWITS)が本庄学院を訪問しました。この学校はバンコク郊外ナコンパトム市にある科学教育に特化した全寮制の高校で、極めて高度な教育を実践しています。
4月18日(水)
17:00 | 成田空港で出迎え。バスで本庄へ。 |
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20:00 | 本庄市内ホテル泊 |
4月19日(木)
10:00 | ヤマキ醸造で醸造技術に関する講義と醤油づくりワークショップ。日本の醸造技術の説明とともに醤油づくりを体験しました。 |
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12:00 | 学校に戻り、昼食後茶道部による歓迎お茶会。 |
13:30 | 赤城乳業見学。アイスクリームづくりにおけるアイデアや衛生管理の話は大変興味深かったです。 |
18:30 | 歓迎夕食会 |
20:00 | 本庄のホテル泊 |
4月20日(金)
10:00 | さいたま水族館見学とワークショップ「外来種 ~ザリガニの生態~」。MWITSの生徒は、ザリガニに触れるのが初めてだったらしく、大変興奮していた。 |
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14:00 | 小山川で河川生物調査。学院生も含め、胴長を着て河川に入るのがほとんど初めてで、あちこちで歓声が上がっていた。午前中の水族館見学で得た知識が大きく役立った。 |
16:00 | 学校に戻り、共同研究。課題は「日泰双方の絹文化・技術の特徴」「日泰がコラボレートして絹技術を高めるためのアイデア」である。 |
20:00 | 本庄のホテル泊 |
4月21日(土)
9:10 | 1時限目、実験教室 |
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10:10 | 2時限目、1クラスに対するMWITSの化学教師Sarawoot先生による元素とスペクトルの講義と実験。交流校の先生による本庄学院での講義は、はじめての試みである。今度は逆にMWITSで講義をする、そんな時代が教育のグローバル化なのだろうと感じた。 |
11:20 | 3時限目、授業参加。 |
14:00 | 稲稜ホールで、研究発表・文化交流。研究発表は各校それぞれ2本。文化交流はMWITSがタイボクシング、本庄学院はダンスであった。終了後、書道部によるサプライズの書道パフォーマンスが披露された。MWITS諸君にとって書道パフォーマンスを見るのは初めてで、何事が起こるのか?と思って見ていたようである。完成品が立ち上がった時、歓声が上がった。 |
16:00 | 菅平に向けて出発。 |
18:00 | 菅平のホテル着。 |
4月22日(日)
8:30 | 菅平発 |
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10:00 | テーマ研修1:富岡製糸場ツアー。ここでは、特に紡績技術の進歩に着目。 |
14:00 | テーマ研修2:日本絹の里ツアー。ここでは特に蚕が絹を作るメカニズム、養蚕技術の進歩と品種改良に着目。 |
19:00 | 本庄のホテル泊 |
8:00 | 本庄発 |
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10:00 | JAXAツアー。ここでは特に、日本の衛星技術と衛星が撮影した地球画像解析技術とその応用について講義。JAXAのさりげないホスピタリティはなかなかのもので、タイの国旗を掲揚して下さった。 |
14:00 | 日本科学未来館見学 |
16:30 | 品川のホテル着。 |
10:00 | 東京大学駒場キャンパスツアー(キャンパスツアー・研究室訪問) |
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13:30 | 早稲田大学西早稲田キャンパスで、共同研究まとめ作業・共同研究発表・Certificate。賞味3時間しかまとめる時間がなかったにも関わらず、それなりのものをまとめるところは、さすがMWITSと感じた。 |
17:00 | お別れ夕食会。最後に全員がそれぞれ思いを語った。 |
20:00 | ホテル着 |
7:30 | ホテル発 |
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8:30 | 羽田空港でお別れ。 |
このような内容で、MWITSを招いての交流活動が終了しました。両校生徒のみならず教員にとっても貴重な経験を得ることができました。さくらサイエンスプログラムに心より感謝申し上げます。