さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第36号
さくらサイエンスハイスクールプログラム
第7グループ修了式&歓送会!
7月7日(金) JST本部B1にて、ハイスクールプログラム第7グループ(中国、韓国、シンガポール)の修了式&歓送会が行われました。
恒例の各国高校生代表によるスピーチでは、
「九州大学を訪問して先端の研究に触れ、科学の各分野の壁を超えることの大切さを学びました」「ノーベル賞受賞の梶田先生の講義は一生忘れられないものになりました」「未来館を訪れたことで、未来の社会へ生かすために科学技術を探求することが私たちの使命だと感じました」「千葉高校にて日本の高校生と交流したことで、お互いの違いを理解することができたことは、私たちにとってとても貴重なことでした」など、各国高校生たちが、さくらサイエンスプログラムを通してそれぞれの心に深く刻まれた思いを言葉にしていきました。
そして最後に中国の高校生は、
「はじめは、中国と日本の文化の違いにとまどうこともありましたが、その違いを楽しむことが大切だと気づきました。そうすれば誤解は生まれないはずです。すべてのことには、終わりがあります。でも中国では、別れはまたいつか良い再会をするためにあるともいいます。皆、これからも探究心を持ち続け、明るい未来をつかみとりましょう」
韓国の高校生は、
「このプログラムによって科学的視野を広げることができました。今後も沢山の高校生がさくらサイエンスプログラムに参加し、私たちがこの1週間に得ることができた深い感動を経験できることを願っています」
シンガポールの高校生は
「この1週間の経験は私たちにとって大変満ち足りたものでした。今回一緒に参加した韓国や中国の高校生の皆さんと、将来、共に協力し合える機会があることを楽しみにしています」
と、決意や将来への思いを力強く語りました。
歓送会では、歌やダンスなど国ごとにパフォーマンスが披露されました。ステージ上で演じる高校生とそれを観覧する高校生。会場全体が一体となり、若いエネルギーが炸裂しました。
日本での最後の瞬間を大いに楽しみ、名残を惜しむ中国、韓国、シンガポールの高校生たちでした。