さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第31号
さくらサイエンスハイスクールプログラム第7グループ
千葉市立千葉高校で授業見学や科学実験を体験
来日中のハイスクールプログラム第7グループ(中国・韓国・シンガポール)計99名(引率者含む)は7月5日(水)、千葉市立千葉高校を訪れ、日本の高校生活を初めて体験しました。同校は平成29年度もスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に引き続き認定されるなど、特色ある理数教育でも知られています。
歓迎会では川崎浩佑校長の挨拶の後、音楽を選択している1年生がハンドベルと合唱で迎えてくれました。さくらサイエンスの高校生たちも各国の代表が挨拶し、高校生たちはお互いにスマホで撮影しあうなどすぐに打ち解けていました。
続いてグループに分かれて3、4時限の授業を受けました。3時限目は数学、化学、物理、生物などの授業でしたが、化学では「石けんの合成実験」、生物では「遺伝子の実験」にも参加しました。
引率者の中国の先生によると、「中国の高校では一クラスの人数も多く、また進学のための授業重視ということもあって、実験は先生が行い、それを生徒たちが見学するというやり方がほとんどです」。このように生徒が主体的に行う実験は初めてとあってか、中国の高校生たちは好奇心いっぱいで千葉高生の説明を受けながら実験を見学していました。
4時限目は英語、歴史、政治・経済、古典、国語の授業です。英語以外は日本語で行われましたが、アジアの高校生たちは日本の高校の授業の雰囲気を味わうことができました。
午後は「日常の身近なところから科学へ」がキーコンセプトの千葉市立科学館を訪れ、科学の楽しさや自然の不思議を学習しました。
高校生たちは最後にプラネタリウムで満点の星と『ウォーキングwithダイナソー』というダイナミックな恐竜の映像を楽しみ、千葉市を後にしました。