さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第18号
さくらサイエンスハイスクールプログラム第4グループ
千葉工業大学スカイツリーキャンパスを訪問しました!
5月26日(金)午前中、ハイスクール第4グループB班(インド(高校生10名+引率者2名)、台湾(高校生30名+引率者6名))が訪れたのは、千葉工業大学スカイツリータウンキャンパスです。
東京スカイツリータウン8階に位置するこちらのキャンパスでは、千葉工業大学の研究成果として生まれた最先端の技術を、体感型アトラクションとして一般に公開しています。
一同はまず、300インチ3D宇宙シアターにて、「宇宙138億年の旅 地球そして生命」を鑑賞しました。宇宙の始まりから太陽系と地球の形成、生命の誕生と進化、人類文明の発展までを描いた大迫力のリアル映像。まさしく大興奮の15分間でした。
Aria1ロボティクスゾーンでは、レスキューロボット「櫻壱号」、魔法のカード「On the Fly paper」、100kgもの可搬重量性能をもった二足歩行ロボット「Core」、未来の乗り物「Halluc II」、人の動きを感じとって大画面に映し出す「Robotic Shadow」、人工知能技術の研究成果「hananona(ハナノナ)」など、世界最先端の研究成果の数々を目の当たりにしました。
人間の代わりとなり、福島第一原子力発電所内の危険な現場で、データ収集など重要な作業を担っている「櫻壱号」が、段差を昇降するデモンストレーション、そして、30万枚もの花の写真を学習した人工知能「hananona」が、絵画、絵本などに描かれた花の種類を正確に判別するデモンストレーションに、興味津々で引き込まれる高校生たちでした。
Aria2では、120インチタッチパネルから太陽系のバーチャルツアーを体験できる「太陽系グランドツアー」、日本の月探査機かぐやが撮影したダイナミックな映像の上を歩行する「ムーンウォーカー」、約4億5千年前に宇宙から飛来した隕石から生まれた日本刀「天鉄刀」などを見学しました。
千葉工業大学惑星探索研究センター(PERC)が、国際宇宙ステーションに設置された超高感度ハイビジョンカメラによって、流星を長期観測するプロジェクト「メテオ」の説明には、全員真剣に耳を傾けました。
Aria2の入り口には、アニメ「マクロスF」に登場する航空機「バルキリーVF-25」の実物大モデルが展示してありました。さすがは世界で注目される日本のアニメです。皆、目を輝かせながら記念撮影をしていました。
1週間、いろいろな場所を訪問して、たくさんのことを経験してきた高校生の皆さん。午後からはJST(科学技術振興機構)本部にて、いよいよ修了式に臨みます。