さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第2号
ハイスクール第1グループの高校生
本日(4月12日)のプログラムは大学訪問でした!
インドネシア、タイ、バングラディッシュの高校生131名は、A班、B班の2グループに分かれて日本の大学を訪問しました。
晴天の清々しい朝、A班のメンバーを乗せたバスは、千葉大学正門前に到着しました。連日のプログラムによる疲れを感じさせることもなく、皆今日も元気いっぱいです。広いキャンパスの中、桜吹雪の歓迎を受けながら、工学部管理棟まで徒歩で移動しました。
会議室に案内された一行は、まずスーパーグローバル大学として、積極的に留学生をを受け入れ、魅力あふれる活動を展開している、千葉大学の概要について説明を受けました。
工学部橋本研也教授の、ユーモアを交えた解説に、一同は笑顔を見せながら興味深げに聞き入っていました。
次に、千葉大学に在籍している留学生の皆さんにより、千葉大学での学習や、日々の生活についてのスピーチが行われました。日本の学生だけではなく、多国籍の学生が集まり、充実した研究を行っている様子や、とても温かな研究室の雰囲気を直に語ってもらったことで、一同の関心のボルテージが一気に上昇しているように感じました。
その後、4つの研究室の研究内容についての説明があり、グループに分かれて研究室ツアーに出かけました。
その中の一つ、マイクロ波リモートセンシングの研究をしている、ヨサファット先生の研究室ツアーでは、インドネシアから来日したポストドクターのチャフヤさんが、案内役を努めました。(グループのメンバーは全員インドネシアから来日した高校生だったため、解説はすべてインドネシア語で行われました。)
午後からは、美しいガラス張りで、大変機能的な附属図書館と、イングリッシュハウスの見学をしました。イングリッシュハウスは、千葉大学内の多国籍の留学生と日本人の学生が共に集まり、英語でのコミュニケーション能力をを積極的に高めていくための施設です。ここで偶然一緒になった日本の学生やドイツからの留学生と、早速会話がはずんでいました。
それにしても、キャンパス内は桜のほかにもたくさんの花が咲きほこり、本当に美しい風景でした。アジアの高校生から「この花は何ていう花?」と時々問いかけられ、彼らがそれを写真に納めていたことが、大変印象的でした。
さくらサイエンスプログラムのこのプログラムがきっかけとなって、彼らがいつか再来日し、世界の舞台で大きな花を咲かせる日が来ることを、心から期待します。