さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第1号
今年度のハイスクールプログラムがスタート!
第1グループ(インドネシア・タイ・バングラデシュ)が来日!
ソメイヨシノが見頃を迎えた4月9日(日)に、今年度のハイスクールプログラムの第1グループ131人(インドネシア 60人、タイ 48人、バングラデシュ 23人)が日本に到着しました。この日から1週間の交流プログラムのはじまりです。
一行は到着翌日から活動を始め、10日(月)には千葉県立木更津高校を訪問しました。到着してすぐに正門近くの美しい桜の木を見つけ、皆、カメラやスマホを取り出し、大撮影会となりました。
その後、小グループに分かれ、同校生徒の案内で各教室で自己紹介を行い、交流プログラムが始まりました。一緒にランチを食べながら、それぞれの国の文化などについて話し合い、すっかり打ち解けたあとで、体育館に移動し、午後のプログラムがスタートしました。
体育館ではまず剣道部の清々しい実技を見学しました。日本の典型的な武道を初めて見て、高校生たちは圧倒されたようでした。その後、体育館に用意された9つのブースにおいて、同校のクラブ活動が紹介されました。和楽クラブでは琴で「さくらさくら」が演奏され、書道部のブースでは「夢」の字をアジアの高校生も筆で懸命に書いていました。
交流会の後はいよいよ野依良治先生(2001年ノーベル化学賞受賞)の特別授業です。野依先生は化学を志すことになったきっかけから講義を始められ、ノーベル賞受賞理由となったご自身の研究テーマまで、高校生でも分かりやすい表現でお話くださいました。未来のサイエンティストたちも先生の話を伺って、大いに励まされたようでした。
第1グループの高校生たちは4月15日(土)まで日本に滞在し、様々なプログラムに参加します。