2017年度 活動レポート 第412号:岡山大学

2017年度活動レポート(一般公募コース)第412号

スリランカの大学生が環境科学分野の最先端研究を体験

岡山大学大学院環境生命科学研究科教授 前田守弘さんからの報告

2018年2月26日~3月7日の10日間、スリランカオープン大学から学部生8名(うち2名は自費負担)、引率者1名を岡山大学大学院環境生命科学研究科環境科学専攻に招へいし、土壌圏管理学、生産基盤管理学、地形情報管理学、流域水文学、陸水循環評価学、地盤環境設計学、環境マネジメント学研究室にて環境科学分野の最先端研究を体験してもらいました。各研究室では、教員や学生と共にセミナーや実験を行い、研究課題の考え方や最新機器の使い方などを学習しました。最終日には、岡山大学で学んだことをとりまとめ、成果発表会を行いました。

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研究科長表敬訪問
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児島湖視察

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懇親会
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実習

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成果発表会
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岡山滞在最終日

招へい者たちによるスリランカ・カレーパーティーが開催され、教員だけでなく日本人学生や留学生達とも楽しく交流し、各自の研究や日本とスリランカの違いなどについて語り合いました。

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カレーパーティー
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日本人学生との交流

日本文化に触れるため京都を訪れ、三十三間堂や清水寺を拝観しました。また、引率者の出身研究室である大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻生物圏環境工学領域・池研究室を訪問し、研究交流を図りました。

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三十三間堂(京都)拝観
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清水寺(京都)拝観

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大阪大学訪問
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関西風お好み焼き

スリランカ学生からは、「本国の大学では座学が中心で実験はあまりしないため、とても楽しかった」との感想が聞かれました。また京都旅行では、同じアジアの仏教国なのに仏像の形がずいぶんと違うことに驚いた様子でした。

スリランカでは、食と環境に関わる教育・研究分野の発展が求められています。今回の研修はそれにマッチしたものです。招へいした学生が近い将来に岡山大学大学院の学生として再来日することを、大いに期待します。また、今後彼らと国際共同研究ができるよう継続的な活動を計画したいと思います。