2017年度活動レポート(一般公募コース)第283号
タイ・コンケン大学の学生が山口大学で情報処理技術を学ぶ
山口大学からの報告
山口大学工学部では、平成29年11月12日から11月18日にかけて、さくらサイエンスプログラムの科学技術科学技術体験コースにより、タイ・コンケン大学より学部学生10名、引率教員1名を招へいしました。
11月13日
午前中は山口大学工学部にてオリエンテーションと研究室見学。午後は常盤公園で山口大学工学部学生との交流を行い、その後ドローンによる写真測量とデータ処理方法、地図作成方法に関する説明と講義を行いました。夕方には歓迎会が開かれました。
11月14日
佐波川の河川敷にて、ドローンによる写真測量の実習を神野准教授を中心に行いました。実際にドローンを操縦するのは初めての学生ばかりで、かなり寒かったが大変熱心に実習に取り組んでもらえました。
午後は、ドローンによる写真測量のデータ解析の説明を神野准教授が行い、実際のデータ処理を一部体験しました。なお、時間が限られていたため、ほとんどのデータ処理の作業(実習)は次の日に持ち越しとなりました。
3月15日
午前中、昨日に引き続きドローンによる写真測量のデータを解析して地図作成の実習を神野准教授を中心に行いました。大変熱心に取り組んでもらえました。
午後は、山口大学工学部内のJAXAデータセンターの見学およびリモートセンシング画像解析の説明を受け、簡単な実習を長井研究室にて行いました。
3月16日
午前中、山口宇部空港から羽田空港へ移動し、その後つくばに移動してJAXAを見学しました。宇宙に関する展示も多く、コンケンの学生達は熱心に見学していました。
3月17日
午前中は、産業技術総合研究所にてサイエンススクエアの見学、リモートセンシングの説明、地質標本館の見学を行いました。午後は、日本科学未来館を見学しました。
かなりタイトなスケジュールの中、大変積極的に興味を持ってすべてのアクティビティーに積極的に参加してもらえました。招へいしたタイ・コンケン大学の学生さん達にとても喜んでいただけたと思います。
講義や実習では熱心に質問をいくつもいただき、情報処理に関する関心の高さと学ぼうとする積極的な姿勢が大変印象に残りました。