2017年度活動レポート(一般公募コース)第269号
アジアのゲートウェイ沖縄で学ぶ先進科学技術
沖縄工業高等専門学校からの報告
沖縄高専では、平成29年12月11日~12月20日の10日間、さくらサイエンスプログラムにより、国立台北科学技術大学(NTUT)において選抜された10名の学生(電気電子・コンピュータ学部の修士課程4名、学部1名、人間社会科学部の学部5名)を招へいし、科学技術交流プログラムを実施しました。
沖縄高専・情報通信システム工学科における先端的な高周波回路設計・実装・評価技術の体験型研修、およびエレクトロニクスの基礎体験を中心に、沖縄高専の学生との交流授業、研究室見学、沖縄科学技術大学院大学(OIST)における先端研究活動見学、国立海洋博記念公園、首里城の施設見学などを通して、アジアのゲートウェイである沖縄における様々な科学技術、文化活動の先進的な取り組みを学びました。
参加者からは、「10日間は短い、帰りたくない」、「とても充実したプログラムであった」、「将来、留学や就職を検討したい」などの感想が寄せられました。

パラメータ条件下での回路シミュレーションに
取り組みました。

半田付けし、設計したLNA回路を作製しました。

変調特性を評価しました。

体験しました。やはり納豆には驚いた様子でしたが、
全体的に日本食は好評でした。

大型カヌー(ラカトイ)などを見学。

育成・管理・展示している
熱帯ドリームセンターを見学。



発達神経生物学ユニットと海洋生態物理学ユニットの
研究紹介を聴講しました。

地域ネットワークと地理情報システムを活用して沖縄の
自然環境を把握し、未来の地域づくりを考える、OISTの「OKEON美ら森プロジェクト」を見学しました。