2017年度 活動レポート 第144号:全日本中国人材創新創業連合会

2017年度活動レポート(一般公募コース)第144号

陝西省西安第一中学の生徒が、日本文化と科学技術を学ぶ

全日本中国人材創新創業連合会からの報告

2017年8月17~22日、中国陝西省西安の第一中学(日本の高校に相当)の生徒13名を招へいし、日本文化や科学技術を体験してもらいました。彼らは、西安第一中学のロボット部に所属し、様々なロボットコンテストで優秀な成績を修めた優秀な生徒たちです。なお、このプログラムは、(一社)全日本中国人材創新創業連合会(CEJ) が企画しました。

夏休み中にプログラムを終了したいとの学校側からの希望を受け、各機関や訪問する先生方との日程調整に苦慮しましたが、何とか全プログラムを成功裏に終えることができました。また、真夏での活動であったため、熱中症にも注意し、水分補給にも気を配りました。

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羽田空港到着時の記念撮影

今回のプログラムの目的は、生徒たちに日本の科学技術に触れさせ、科学技術の楽しさを味わってもらうことです。主なプログラムは、創作プラモデルの体験とその愛好者との交流会、手作りロケット製作に関する講演会とワークショップ、早稲田大学・日中ロボット愛好者展示交流会、東京大学・総合研究機構訪問、全日本ロボット相撲大会センター(富士ソフト)訪問です。

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全日本ロボット相撲大会センター(富士ソフト)訪問
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東京大学・総合研究機構訪問

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手作りロケット製作に関する講演会とワークショップ

特に創作プラモデルの体験は好評でした。自分自身で何かを創作するということに興味を持っている生徒たちにとって、創作プラモデルは格好のプログラムでした。また、創作した作品を日本人愛好家に品評してもらいました。生徒たちにとって、日本人愛好家から様々な意見を聞くことができたのは貴重な経験でした。

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創作プラモデル品評会の様子
日本人愛好家との交流
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早稲田大学・日中ロボット愛好者展示交流会
自身の作品を披露

その他にも、科学技術に触れるプログラムとして、つくばサイエンススクエア、日本科学未来館、ソニー・エクスプローラサイエンスを見学しました。また、日本の文化と歴史を学ぶ機会として、両国・江戸東京博物館も見学しました。科学技術だけではなく、日本の文化を学ぶことは彼らにとって新鮮なようでした。

生徒たちは全てのプログラムに積極的に参加してくれました。そして、一つ一つのプログラムが終わった後、感想を述べ合う機会を設けました。そして、何を学び、何を感じたかを発表し合いました。

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感想発表会の様子

21日の夜、全てのプログラムを終えた後、ホテルで送別会を行いました。そこで、メッセージカードを交換し合い、別れを惜しみました。

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張先生からのメッセージカード

生徒たちは皆、純粋で、決して人に迷惑を掛けることなく規律ある行動ができました。日本のルールに従い、プログラム終了後の清掃やごみの分別までしっかりできました。