2016年度 活動レポート 第18号:ハイスクールプログラム(第4グループ)修了式

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第18号

第4グループ修了式

さくらサイエンスハイスクールプログラム

7月8日(金)、「さくらサイエンスハイスクールプログラム」第4グループの修了式がJST東京本部別館ホールで行われました。同グループは合計156人で(引率者を含む)、内訳はブータン(6人)、中国(96人)、モルディブ(6人)、タイ(48人)の4か国となっています。

7月3日に来日し、海洋研究機構(JAMSTEC)の見学やノーベル賞受賞者、益川敏英博士の講義、名古屋大学教育学部附属中・高等学校の皆さんとのサイエンス交流、東京理科大の秋山仁教授の数学教室に参加するなど、充実した1週間を過ごしました。

修了式には関係国の大使館からも来賓が出席し、生徒からの感想発表や引率者からの総括コメントを熱心に聞いていました。

モルディブ共和国のアハメド・カリール駐日大使は「今回の経験を活かして将来、地球の環境保全のために尽力してほしい」と激励。
駐日中華人民共和国大使館の呉松一等書記官は「自国のためアジアのために頑張ってほしい」と流ちょうな日本語で挨拶

今回、初めてハイスクールプログラムに参加したブータンとモルディブの高校生からは「日本の科学技術だけでなく、文化・歴史を学べたこと、また日本をはじめ他のアジアからの高校生と知り合えたことがたいへん有意義だった」との報告がありました。

ブータン代表の Yangzom Tsering さんは「今回の経験を活かしたい」と発表
「みんなで未来を変えよう」と力強く述べる中国のHan Bo Li さん

モルディブのAmeen Ahmedさんは「イノベーションとホスピタリティが印象深かった」と述べた。
タイのWongsut Thawirat さんは「このプログラムで知識が広がった」と報告

タイのWongsut Thawirat さんは「このプログラムで知識が広がった」と報告
モルディブの引率者Khalid Milna先生は「JSTをはじめ関係者の皆様のホスピタリティに感謝したい」と述べた。

その後、JSTの甲田彰理事より全体の講評があり、各国の生徒代表に修了証書とサクラバッジが手渡されました。

甲田彰JST理事から修了証を受け取るブータン代表のDawa さん
甲田彰JST理事から修了証を受け取るモルディブ生徒代表の Isaam Aminath Shadhfa さん

修了証を受け取る中国の代表Zeng Zi Qianさん。
修了証を受け取るタイのDanpipat Apisara さん。

修了式を終わって記念撮影をする中国の学生たち
モルディブの学生たちが記念撮影

記念写真に収まるブータンの学生たち
記念写真に収まるタイの学生たち