さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第16号
インド・マレーシア・ミャンマー・台湾からの高校生たちが修了式と歓送会
さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(第3グループ)
インド・マレーシア・ミャンマー・台湾からの高校生たち第3グループ144名(生徒120名、引率者24名)の修了式と歓送会が、5月13日、国際協力機構JICA東京国際センターで行われました。修了式にはインド・マレーシア・ミャンマーの在日大使館と台北駐日経済文化代表処、そして文部科学省から関係者が来賓として出席しました。
来賓の挨拶のあと、それぞれの国・地域を代表した高校生たちが、日本滞在で学んだことや印象深かったエピソードなどを報告しました。「ノーベル賞受賞者の白川博士や梶田博士の話が印象深かった」「柏高校で同世代の日本の高校生と交流し、言葉よりも伝えたい気持ちが大切だと知った」「東京理科大の秋山教授の数学教室が楽しかった」「東大大気海洋研究所研究員の海洋生物学の話しに興味を引かれた。自分も将来その分野に進みたいと思った」など、1週間の短い滞在にもかかわらず、さまざまな成果を披露しました。
また、引率者の先生たちからも、「多くの先端科学や著名な科学者たちに会えたことは、子どもたちの将来にとって大きな財産となる」「自国に戻っても、日本からの情報を引き続き手に入れたい」「優秀な生徒たちを選んでこのプログラムに参加したが、短期間にもかかわらず、実に多くのことを彼らが学んだのを知って驚いた」など、プログラムの総括コメントがありました。
最後にJSTの後藤吉正理事より講評が行われ、修了証とサクラバッジが授与されました。
引き続き行われた歓送会では、高校生たちはそれぞれ自慢の合唱やダンスを披露して日本最後の夜を心行くまで楽しんでいました。