2016年度 活動レポート 第3号:インドの高校生たちが元気いっぱい活動中です!

活動報告(その他のプログラム) 第3号

インドの高校生たちが元気いっぱい活動中です!

科学技術振興機構(JST)からの報告

さくらサイエンスプログラムのプログラムで、インドの優秀な高校生たち90人と引率者が、11月6日(日)に来日しました。全ての高校生が今回、初来日で、見るもの聞くもの全てが新鮮なようで、盛り沢山のプログラムも、好奇心いっぱいにこなしています。

11月7日(月)からはA班、B班の2グループに分かれて活動しています。7日にA班はノーベル賞受賞者の白川英樹博士による、実験教室に参加しました。ノーベル賞受賞者に会うだけでなく、授業まで受けられることに高校生たちは興奮して、白川博士の講義にも真剣なまなざしで集中して聴いていました。また、B班は海ほたるを見学したあと、新日鐵住金(株)君津製作所を訪問しました。

白川博士の実験教室にて。試料を計るのも真剣です。
白川博士と記念撮影

8日の朝、A班はつくば市まで出向き、産業技術総合研究所(AIST)、物質・材料研究機構(NIMS)、またB班は、高エネルギー加速器研究機構(KEK)を訪問しました。

つくばに向かう途中に立ち寄ったサービスエリアにて。たまたま出会った地元の中学生と記念撮影。
産業技術総合研究所(AIST)の展示室にて。インドの高校生は何に対しても好奇心旺盛です。
物質・材料研究機構(NIMS)で、インド出身の研究者、Dr. Anirban Bandyopadhyayから、脳工学について説明を受けました。

同日午後はA班、B班が合流し、つくば市の茗渓学園高校で日本の高校生たちと交流プログラムです。小さいグループに分かれて、茗渓の生徒たちが日本の文化や地理など、英語を駆使して一生懸命説明しました。

お互いに自己紹介をして、茗渓学園の生徒さんから、日本の文化について説明していただきました。
高校生たちは、お互いに沢山の写真を撮影しあっていました。

そのあと、グループで紙飛行機を作り、遠くへ飛ばすコンテストを行いました。コンテストが始まる前からインドの高校生は出来上がった紙飛行機を気に入って、テスト飛行?で、会場となった食堂の天井を色んな紙飛行機が飛び交いました。

茗渓学園高校にて。皆で作った紙飛行機を飛ばしてコンテストです。

一行は日本の科学技術や文化を体験し、13日(日)に母国に帰ります。

TA(ティーチングアシスタント)の日本の大学生にも沢山質問をしました。