2016年度 活動レポート 第410号:横浜国立大学大学院環境情報研究院

2016年度活動レポート(一般公募コース)第410号

日中相互訪問人材育成プログラム

横浜国立大学大学院環境情報研究院 田村直良さんからの報告

横浜国立大学では、2016年1月17日~1月25日の日程で、中国・大連理工大学との交流プログラムを実施しました。

開講式、オリエンテーション他

オリエンテーションでは、当プログラムの概要が説明されました。続いて、長谷川准教授により「我が国の文化に関する講義」が行われました。

人工知能分野、情報セキュリティ分野研究室見学

吉岡研究室、長尾研究室にて情報セキュリティ、超高解像度画像処理についての講演があり、質疑応答および討論が行われました。

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長尾研究室にて研究内容の紹介

体験型日本文化紹介

模擬刀剣を手に体験しつつ、吉田教授による模範演技および居合に関する説明が講演されました。

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吉田教授(右)と居合の実習

神奈川県庁、横浜市役所訪問

マリンシャトルに乗船し、横浜港を遊覧しながら、横浜市国際局担当者より横浜港についての歴史や港湾業務についての説明を聴きました。長谷部横浜国立大学学長を交えて黒岩神奈川県知事を表敬訪問し、県民局くらし県民部国際課より「未病」についての説明を聴きました。

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黒岩神奈川県知事を表敬訪問

省エネ、エコに関する講義「スマートシティとIoT」

日立製作所社会長井卓也氏より、千葉県柏市で展開されているスマートシティにおいて、まち作りのコンセプト、実現されている諸技術、環境への取り組みなどについて講演がありました。

プレゼンテーション

ワールドカフェ方式で討論会を行い、日中双方から、意見を交換することができました。
テーマ①中日での微妙な違い発見
テーマ②成長・発展と環境問題
テーマ③余暇の過ごし方
テーマ④国際交流について

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ワールドカフェ方式で討論会を行いました。

NHK、TEPIA、明治神宮視察

最新技術(メディア:NHK、新技術:TEPIA) と、伝統(明治神宮視察)の対比というテーマで、各所を視察しました。

小田原・箱根視察/史跡見学および工芸品工作体験

小田原ガイド協会派遣のガイドの英語による説明で、小田原城を視察しました。次に、箱根の伝統工芸である寄木細工の説明を受け、制作体験しました。さらに箱根関所跡を視察し、東海道における箱根の歴史意味についての解説を受けました。

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小田原城にてガイドの説明を聴きました。

企業見学

日立ハーモニアス・コンピテンス・センター(品川)および、富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター(浜松町)を見学し、最先端の企業活動に触れました。

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富士通にてマインドストーミング支援環境について学びました。

成果報告会および閉校式

平成28年9月に実施された相互訪問人材養成プログラム(本学学生5名を大連理工大学に派遣)の報告会に続いて、当プログラムの報告会が開かれました。報告会終了後、当プログラム参加者全員に修了証が授与されました。