2016年度 活動レポート 第404号:横浜市立大学国際総合科学部

2016年度活動レポート(一般公募コース)第404号

日本とタイのコーポレート・ガバナンスの比較

横浜市立大学国際総合科学部

私たち高橋ゼミは、今回初めてさくらサイエンスプログラムに参加しました。私たちが招待したのは、以前から交流のあったタイのソンクラーナカリン大学でした。

そして、そのプロジェクトの内容は日本とタイにおけるコーポレートガバナンスについて理解を深めるというものでした。

写真1

プロジェクト全体の流れを簡単に説明すると、10月頃から私たち高橋ゼミとソンクラーナ大学との間で連絡を取り始め、旅程や参加者の調整し、2月27日から3月4日までの期間で両者による発表及びディベート、科学未来館の訪問、日本の紹介などを実施しました。

プロジェクトの概要について順を追って説明していきます。 まず、初日の2月27日の夜に、ソンクラーナカリン大学の職員と学生たちが羽田空港に到着しました。羽田空港まで迎えに行き、そのままホテルまで案内しました。

写真1

翌日の28日には、私たちの大学、横浜市立大学でタイの方々の歓迎パーティーを行いました。ソンクラーナカリン大学の方々と日本食を食べながらコミュニケーションをとりました。

3月1日には、全員で科学未来館を訪れました。日本の最新技術を体感することができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

写真6

発表およびディベートについて書きます。私たちが行なった発表およびディベートは両国のコーポレートガバナンスについてでしたが、今回のプロジェクトに参加してくださった学生と教職員の全員が初めての来日ということもあり、両国の都市や文化、両大学の特徴についてもプレゼンテーションを行いました。

写真7
写真8

そして、さくらサイエンスプロジェクトの主旨を踏まえ、東京・横浜周辺の視察や案内を、科学未来館やソンクラーナ大学の宿泊先への移動の際に行いました。

写真4

プロジェクトの一連の工程を通じて、ソンクラーナ大学の学生および教職員の全員に、日本のコーポレートガバナンスがどのようなものであるか、日本という国がどのような国であるか伝えることができました。また、私たち高橋ゼミも同様にタイについて知ることができました。

写真5

ソンクラーナ大学とは、これまでに高橋ゼミがタイに赴き何度か国際交流をしていましたが、今回初めてソンクラーナ大学を日本側に招待し交流することができ、より双方に利益のある形で、両校、ひいては両国における関係を発展させることができました。

さらに、当初の目的である日本とタイのコーポレートガバナンスについて理解を深めることのみならず、プロジェクトの設計から実施、終了後の処理まで一連の仕事をすることで、国際交流活動におけるノウハウを蓄積することもできました。

今後もさくらサイエンスプロジェクトを通じて得た知識や技術が、様々な環境において活用されることを確信しています。

最後に、さくらサイエンスプログラムに参加する機会を与えてくださったJSTの職員の方々、大学の教職員の方々、プロジェクトに参加してくださったソンクラーナ大学の教職員、ならびに学生の皆様に厚く御礼を申し上げさせていただきます。

写真9

大変お世話になりました。ありがとうございました。