2016年度活動レポート(一般公募コース)第399号
Undergraduate Science Course in Tsukuba 2017
筑波大学からの報告
第3回Undergraduate Science Course in Tsukubaとして、2017年2月27日〜3月7日の9日間、ベトナム(ホーチミン医科薬科大学、ホーチミン市自然科学大学)、インドネシア(インドネシア大学医学部、薬学部)、および台湾(国立台湾大学、医療科学部)からの招へい学生がつくば大学に滞在しました。
本コースには筑波大学医学群医療科学類生も参加して、招へい学生とペアを組んで活動しました。
各ペアは、実験病理学、睡眠医科学、代謝・内分泌内科学、血液内科学、分子細胞生物学などの医学系研究室の一つにおいて、実際の課題や手法を教わり、研究を体験しました。
期間中、各学生は文化や大学のこと、それぞれのキャリアプランなども共有し、未来の医学関連スペシャリストとしての夢を語り合いました。
つくば市内や東京各所を巡るツアーも行いました。物質材料研究(NIMS)では、再生医療用素材、人工嗅覚に用いるセンサーや装置、磁場で発熱する素材をガン治療にどう応用するか、人工関節に適した素材開発などについて教えていただきました。
宇宙航空開発機構(JASSO)では、宇宙飛行士の健康管理(宇宙医学)についても見学しました。
また、医療科学類生が企画した弓道体験、昼食会などでは、全体で親交を深めることができました。
医科学に興味をもつ招へい学生、日本人学生双方にとって有意義な体験となりました。
詳細な活動内容は、Tsukuba Journal of Medical Science (ISSN1349-2969)に掲載します。