2015年度 活動レポート 第5号:さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(第1グループ)つくばを訪問①

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第5号

アジア(インド・タイ・フィリピン)の高校生がKEK、JAXAなどを見学
さくらサイエンス・ハイスクールプログラム(第1グループ)つくば市訪問①

国立研究開発法人科学技術振興機構

5月12日(火)、さくらサイエンス・ハイスクールプログラムの第1グループ(インド・タイ・フィリピン)の皆さんが、茨城県つくば市を訪れ、高エネルギー加速器研究機構(KEK)つくばキャンパス、および宇宙航空研究開発機構(JAXA)を見学しました。

KEKではまず、施設の概要に関するビデオを見て、この機関がどのような目的で組織され、研究を進めているか理解を深めることが出来ました。その後、フォトンファクトリーと呼ばれる、放射光科学研究施設を見学しました。フォトンとは光の粒子のことで、加速器から発生する明るい波長の短い光「放射光」をここで観察することができます。

KEKの研究員に熱心に質問をするインドの高校生。興味は尽きません。

施設の研究員からの説明に真剣な顔で聞き入る高校生たち。


そして、Bファクトリーにおいて、巨大な衝突型加器”KEKB”を見学しました。2008年にノーベル物理学賞を受賞した小林・益川両先生の理論を実証するために作られた施設の規模の大きさに、アジアの高校生は圧倒されていました。

巨大な衝突型加速器”KEKB"を見下ろし、圧倒されるアジアの高校生たち。