2015年度活動レポート(一般公募コース)第163号
実学を重視した電子工学分野の研究室インターンシップ
芝浦工業大学からの報告
芝浦工業大学
芝浦工業大学ではさくらサイエンスプログラムによる助成を受け、2015年11月6日~12日の日程で中国の湖北工業大学より学部生9名と引率者1名を招き、国際交流プログラムを実施しました。本プログラムは、本学の研究室見学をはじめ、本学学生との交流、キャンパスツアー、都内フィールドトリップ、そして成果発表会により構成されました。
一行は6日(金)に来日し、翌日には芝浦工業大学豊洲キャンパスを訪れ、オリエンテーションにて本学の概要等の説明を受けた後、ウェルカムパーティーにて親睦を深めました。その後、本学学生がキャンパスを案内し、この日、行われていた学園祭の見学もして、普段は見ることのない大学の一面を知ることが出来たようです。
8日は本学学生がアテンドし、都内各所を巡りました。午前は日本科学未来館の見学をして、日本の優れた科学技術に触れて、午後はスカイツリー、浅草、秋葉原を訪れ、日本の生活環境や最新技術、流行など日本に関する様々な情報を得ることが出来ました。
9日、10日は本学の工学部電子工学科の研究室4ヶ所を見学しました。教授や学生による説明を受けながら機器を実際に使用するなど、実践的な内容も取り入れ、各研究内容に関する専門知識を深めることが出来ました。
11日はプログラム最終日となり、約1週間のプログラムを通して、湖北工業大学の学生9名が本学の研究室見学、学生交流、および日本の科学技術施設見学等を通して、学んだこと、体験したことについて、発表が行われました。その後、本プログラムを通して協力してくれた本学学生とともにフェアウェルパーティを実施しました。
さくらサイエンスプログラムに採択されたことで、本プログラムを通して、湖北工業大学との交流を開始することができました。今回の招へいを機に、今後、湖北工業大学との間で学生交流をはじめとした国際交流を活発化させていく予定です。
招へい者の感想
This is really an amazing program for Chinese students to take a closer look at Japan. Nowadays most Chinese students choose to visit or study in the western countries, namely USA, UK, Canada, France, Germany etc., so they don't know much about our neighbor which is also a highly advanced country in many fields. Geographically, Japan is quite close to China, which means it is more convenient for Chinese students to go to Japan for exchanges in culture, science, sports and so on.
Culturally speaking, it's easier for Chinese students to get used to Japanese culture than western cultures since we are all East Asians, our looks are similar to each other and there are a lot of KANJI in Japanese language. This exchange program offers Chinese students a great opportunity to get to know Japan's cutting-edge technologies which are beneficial for China's as well as the whole Asia's further development. We are inspired after the experience they have in Japan for this program. I hope JST will keep doing this program and if possible invest more in it. Many thanks to JST and SIT!