2015年度活動レポート(一般公募コース)第132号
国や文化を超えた交流から生まれた将来への道すじ
豊橋技術科学大学国際課からの報告
豊橋技術科学大学
平成27年8月30日(日)~9月6日(日)の日程で、さくらサイエンスプログラムにより、交流協定校5大学から計17名の学生を受け入れ、本学のプログラムである「平成27年度国際研修プログラム(受入)」として交流計画を作成し、実施しました。
マレーシア・インドネシア・ベトナム・中国より工学を学ぶ優秀な大学生を招聘し、本学の特徴である異分野融合による価値創造型工学研究の最先端の施設を紹介するとともに、そこに学ぶ学生とのディスカッション・研究室体験を通して異分野・異文化同士の交流を深め、今後アジアをリードするイノベーション人材の育成に貢献していく、更に、日本語会話の学習や日本文化の体験、近代化産業遺産の見学を通じて日本の文化・技術に対する理解を促進することを目的として実施しました。
8月31日(月)1日目
開講式・キャンパスツアー・日本語学習体験・歓迎会と盛りだくさんの内容で行われました。キャンパスツアーでは本学の最先端の研究施設を見学し、また日本語学習体験では日本滞在中に最低限必要な日本語を学ぶ機会を設定しました。
9月1日(火)2日目
午前はグループディスカッションを行いました。学生の英語によるコミュニケーション能力向上と、異文化への理解を深めることを目的として開催しました。
午後は研究室体験として、研究室のシステムや最先端の研究について学びました。受入学生の専門分野に近い研究室を訪問し、研究施設や装置の見学・ゼミ体験・本学学生との交流により、本学学生の研究活動や生活について理解を深めました。
9月2日(水)3日目
午前は豊橋市三の丸会館にて、茶道・華道などの日本文化体験をしました。初めての経験に最初は戸惑う様子の学生たちでしたが、豊橋市国際交流協会の皆様のご協力の下、楽しいひとときを過ごすことができました。
午後は豊橋資源化センターにて、ゴミ処理施設の見学をしました。汚水が微生物の力によりきれいになる過程を学んだ後、施設見学をしました。
9月3日(木)4日目
午前はプログラム2日目に引き続きグループディスカッションを行いました。
午後は本学留学生との懇談や大学寮見学、また課外活動体験をしました。
9月4日(金)5日目
午前は、午後のプレゼンテーションに備え、グループ毎のディスカッションの結果をまとめる作業をしました。そして午後からその成果をグループごとに発表しました。
プレゼン後には閉講式が行われ、修了証の授与が行われました。
9月5日(土)6日目(最終日)
前日までに本学また豊橋市内での研修を終え、午後はトヨタ産業技術記念館を見学しました。日本の代表的な企業であるトヨタの歴史を知り、産業遺産を見て、日本の技術の発展について学びました。
海外より招へいした学生にとっても、本学参加学生にとっても有意義な交流となりました。このような機会をいただきありがとうございました。