2014年度活動レポート(一般公募コース)第221号
ミャンマーのヤンゴン歯科医学大学、マンダレー歯科医学大学から教員が来学
広島大学
平成26年10月5日(日)~11日(土)、広島大学歯学部では、ミャンマーのヤンゴン歯科医学大学、マンダレー歯科医学大学から若手教員10名を迎え、プログラムを行いました。
このたびのプログラムは、若手教員を招へいし、本学で展開している最先端の研究や日本の歯科系企業等の最先端技術について知っていただき、将来の本学教員との共同研究、本学大学院進学に向けて基盤づくり、関係づくりを行うことを目的に実施したものです。
10月5日(日)から10月8日(水)までは、広島大学歯学部内でプログラムが行われ、参加者が希望する研究室をそれぞれ訪問し、研究室の様子を見学するとともに、将来の共同研究、大学院生としての入学等の可能性を踏まえて、研究室教員、スタッフと意見交換を行い、交流を深めたほか、広島大学歯学部の若手研究者で構成される「バイオデンタルコロセウム」のメンバーと意見交換等を行いました。
10月9日(木)~11日(土)は京都、東京に移動し歯科関連企業及び大学を訪問しました。京都では、株式会社モリタの京都工場を視察し、普段自分たちが診療等で使用している機器が組み立てられる様子を見学し、また、実習用ロボット等の最先端機器を体験しました。
東京では、広島大学歯学部と様々な連携を行っている東京医科歯科大学を訪問・見学しました。
また、株式会社ジーシーのGC Corporate Centerを訪問し、最新の歯科材料、チェアー等機器の見学、加工体験の後、同センターに併設するカフェ「Kamulier」で提供している、嚥下や咀嚼が困難な方でも楽しめるケーキの試食をしました。
その後、お台場の日本科学未来館を訪問し、日本が誇る最先端技術に関する展示等を見学しました。
一週間の日程で、広島、京都、東京の三都市を横断する盛りだくさんのスケジュールでしたが、広島大学歯学部及び日本の歯学関連の研究や技術の先進性を、一端ながらも十分に理解、体験していただけたものと考えております。
実施後のアンケートでは、好意的な回答を多数いただき、参加者の多くが大学院生として、あるいは研究者として、また広島大学歯学部に来たいと回答しました。