2014年度活動レポート(一般公募コース)第119号
中国・天津大学の学生が日本の建築について研修
三重大学
JST日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)で招聘された天津大学の学生10名が10月26日~11月2日まで三重大学を訪れ、日本の建築について学びました。
10月27日には、大学内の施設見学(建築棟、レーモンドホール)や花里利一教授、富岡義人教授による講義を体験しました。 また、クリティーク(天津大学の学生がこれまで取り組んだ作品をプレゼンし、建築学科の教員が講評)も行い、設計製図に関する活発な情報交換も行われました。
翌28日には、松阪市を訪れました。まずは、住宅建築に携わる設計事務所の代表者から日本の住宅設計について学び、本国との違いについて議論しました。
午後は松阪市役所を訪れ、建築行政の役割や伝統的建造物の保存について理解を深めました。実際に市内魚町にある旧長谷川邸、殿町にある御城番屋敷等を見学し、景観まちづくりの手法についても学びました。