2014年度 活動レポート 第104号:富山大学大学院医学薬学教育部(薬学系)(3)

2014年度活動レポート(一般公募コース)第104号

インドネシアの学生が製薬企業&薬業資料館等を見学! その3

富山大学大学院医学薬学教育部(薬学系)

「さくらサイエンスプログラム」の最終日には,富山市内の和漢薬を取り扱う老舗の製薬企業(株式会社廣貫堂)の工場見学を行いました。工場見学の前に会社に併設される薬物資料館を見学し,日本の和漢薬の歴史について説明を受けました。

その後の工場見学では,会社の方から厳密な製造・品質管理等の工程について説明を受けました。インドネシアの学生達は,オートメーション化された製造ラインと厳密な検査に感心していました。

【工場見学】
英語により説明を受けました。
海外進出に取り組む会社の方からの説明に学生達は真剣に聞き入っています。

英語により説明を受けました。

海外進出に取り組む会社の方からの説明に学生達は真剣に聞き入っています。


【丸薬製造体験&ランチタイム!】
老舗薬種商で丸薬製造を体験しました。(同じ大きさに揃えるのは難しいです!)

昼食は薬膳料理!(箸を使うことも上手です。)

【薬物資料館見学】
国内でも稀な薬業資料館(金岡邸)で,薬業全般にわたる多くの資料を目にしました。伝統薬物の奥深さを感じたことでしょう!


最終日のこの見学には,インドネシアから留学している学生も同行し,招聘した学生達と一緒に見学しました。両者にとって良い経験となりました。

大学へ戻ってアンケートを記入し,修了証を交付して『さくらサイエンス』プランを終了しました。「ぜひ,日本へ来たい!」との声が多く,学生達にとって次のステップを考える機会となったことを実感しました。日本の学生達にとっても,国際化を考える良い機会でした。

【また会いましょう! 修了書を手に記念撮影です。】