2014年度活動レポート(一般公募コース)第101号
宇宙から地球を観測する-リモートセンシング技術研修 その2
一般財団法人 リモート・センシング技術センター
一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)によるリモートセンシング技術研修も中盤にさしかかり、実践的な研修に取り組んでいます。
【リモートセンシング技術研修(2)】
東京電機大学理工学部近津博文教授によるリモートセンシング技術および画像解析技術に関する講義を受講しました。また近津教授の研究室に所属している学生のみなさんの協力を得て、人工衛星から地球を観測した画像の解析実習にも取り組みました。
実習を通じて、衛星で観測した結果と実際の土地の利用状態が重なりあうことを体感できました。
【リモートセンシング技術研修(3)】
RESTEC研究開発部によるSAR(合成開口レーダー)の概要、SARデータによる変化抽出手法、変化抽出解析事例(洪水域抽出)に関する講義を受講しました。
その後、参加者の関心分野により、洪水、森林、農業の3つのグループに分かれて、実際に人工衛星から観測したSARデータを用いた変化抽出解析実習を行いました。
【はじめての東京を満喫する】
研修の合間、1日かけて東京見学に出かけました。参加者の皆さまにとって、はじめての東京体験です。
午前中は日本科学未来館を見学しました。最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求まで、さまざまな科学技術を体験しました。自分自身で触れ楽しむことのできる展示もあり、参加者の興味を引いていました。
午後は東京の名所を見学しました。世界貿易センターの展望台から東京を眺め、浅草の仲見世でショッピングをし、最後は浅草から日の出桟橋まで船で隅田川クルーズを楽しみました。参加者の楽しそうな笑顔が印象的でした。
帰国が近づいてきましたが、プログラムは続きます。