活動レポート

2020年度活動レポート(一般公募プログラム)第071号 (オンライン)

ナノスケールで構造制御された新規エネルギー材料開発の探索的研究

静岡大学大学院総合科学技術研究科からの報告

 平成30年度のさくらサイエンスプログラムに引き続き「ナノスケールで構造制御された新規エネルギー材料開発の探索的研究」をテーマに,中国・福州大学材料科学与工程学院との間でオンラインによるシンポジウム及び共同実験を実施した。

 共同実験ではオンライン中継により両大学の教員・学生が意見を出し合いながら電子顕微鏡により材料の構造評価を行った。シンポジウムでは,両大学の教員による研究テーマのレビュー,学生による各研究テーマの成果発表会を行った。

 交流先の温翠蓮先生の所属する福州大学材料科学与工程学院では,材料構造の評価と分析,材料の物理的特性,材料の機械的特性,金属材料,無機非金属材料,ポリマー材料,材料設計および計算シミュレーションに関する7つの研究室があり,温先生の研究室では,計算材料科学に基づく新しい機能材料の計算と設計に焦点を当て,材料計算と設計の組み合わせによる新しい機能材料の開発と特性の向上に取り組んでいる。さらに実施期間中,関連する研究分野の研究者と異分野の研究者による招待講演を実施した。日中の大学からだけでなく,英国リバプール大学の教授からも講演をいただけた事はオンライン開催のメリットでもあった。シンポジウム及び招待講演を参考に新しい発想を加味した研究テーマの設定とともに,融合分野における共同研究の新たな展開について意見交換した。

 その他,静岡大学国際連携推進機構より静岡大学のアジアブリッジプログラム,国際交流の紹介を行った。また今回の交流では、福州大学 特別招聘教授 国際顧問 安保正一教授に会期中を通して参加いただき,学術講演,プログラムについて総評をいただいた。

研究室HPへのリンク

https://wwp.shizuoka.ac.jp/tatsuoka/pictures/
シンポジウムの様子
英国リバプール大学 Ken Durose教授による招待講演
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