活動レポート

2020年度活動レポート(一般公募プログラム)第041号 (オンライン)

Notch受容体のグライコプロテオミクス解析

名古屋大学 大学院医学系研究科からの報告

 2020年11月1日から21日まで共同研究活動コース「Notch受容体のグライコプロテオミクス解析」を実施予定のところ、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う渡航制限のため来日できない状況が続いたため、2021年2月19日に延期を予定するとともに、交流の効果を最大化することを目的として、2020年11月から2021年12月までオンライン交流を実施した。海外の参加機関はバングラデシュのチッタゴン大学であり、大学生2名、大学院生2名、教員1名が参加した。受け入れ機関の名古屋大学からは、医学系研究科の教員4名と博士研究者1名が参加し、10名で交流計画を実施した。

 オンライン交流に先立って、岡島徹也教授(医学系研究科)から、オンライン交流計画の目的と概要とについて説明があり、続いて、参加者全員が自己紹介を行った。その後、以下の内容を実施した。

  1. 「Zoomを用いたオンライン講義」(担当 Didarul Alam博士):質量分析技術に関する基礎知識について、大学生と大学院生を対象にZoomを用いた講義を実施した。
  2. 「研究設備・実験方法のオンラインレクチャー」(担当 Didarul Alam博士):名古屋大学における質量分析装置の紹介や基本的な実験手技についてZoomを用いたレクチャーを実施した。
  3. 「共同研究の準備段階としての質量分析装置を活用した計測・分析と結果の共有」(担当 小川光貴 助教):培養細胞に発現させたNotch1受容体糖鎖の半定量解析を実施し、得られた予備データをもとにして質量分析装置による計測・分析条件の最適化を行った。
  4. 「研究データをもとにしたオンライン討論」(担当 小川光貴 助教):培養細胞から免疫沈降した内在性Notch1糖鎖の半定量解析に向けた分析技術の課題について、その解決方法を討論した。

 当初、最終日の2月15日に予定していたラップアップでは、2月19日来日に向けてさくらサイエンスプログラムでの実施内容に関するディスカッションを実施する予定であったが、渡航制限が継続するなかで、来年度へ延期になったことを正式にアナウンスした。また、来年度に同様な内容での交流計画を実施予定であることを確認し、チッタゴン大学の参加者からは積極的に参加する意思が示された。

 今回のオンライン交流の成果より、共同研究内容に関する理解が深まり、問題点の解決に必要な課題も明らかになり、来年度の交流計画に反映さえることができた。

Zoom会議での様子
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