活動レポート

2020年度活動レポート(一般公募プログラム)第039号 (オンライン)

持続可能なエネルギー開発の現状と問題を学ぶ 
~愛媛県とインドネシアゴロンタロ州をオンラインでつないで~

愛媛大学 社会共創学部からの報告

 新型コロナウイルス感染症のため渡航制限がある中、科学技術振興機構のさくらサイエンスプログラムによりオンライン交流ができたことを感謝いたします。

 本オンライン交流では、映像紹介とリモートツアーによる相互訪問を行い、「日本における持続可能な地域社会とエネルギー問題」をより深く理解することを目的としました。愛媛大学社会共創学部からは5名、インドネシアのゴロンタロ州大学から14名の学生が参加しました。

 当初は、お互いの地域の環境やエネルギー問題の現状をそれぞれが撮影・編集した地域紹介映像で紹介し、現地リモートツアーの企画・実施およびディベートを行うことを予定していました。両大学は、11月から12月にかけてZoomとUDトークを使用して、愛媛県西予市およびゴロンタロ州リンボト湖周辺地域における地域紹介映像ならびに住民へのインタビューを行い、問題探索・課題解決への道筋の提案を行うための準備を行いました。12月には特別講義として、電力会社の技術者による「持続可能なエネルギーについて」の講義(英語)を受けました。また、11月には、補完的プログラムとして、愛媛大学社会共創学部の学生が、映像制作の手法について、ビデオグラファーから講義・実習を受けました。12月まで、事業は順調に進捗しておりましたが、1月に入り、両国における感染症予防のための行動制限が厳しくなったため、最終のリモートツアーとディベート実施は、事業終了後に自主実施することで合意いたしました。

 本事業では、両大学の学生・教員が、お互いの国が抱える持続可能な地域社会とエネルギー問題について理解を深めることによって、自国の環境問題やエネルギー開発とその課題の学びを深めることができました。また、本学学生は、国際的な課題解決のためのコミュニケーション能力の向上が重要であることを改めて理解できました。映像制作の学びでは、何を見せたいか構想を練るところから始まりましたが、その段階を経ることによって、自分たちの地域の魅力や課題を深堀することができ、撮られる側(地域のステークホルダー)と見る側(参加大学生)双方に対する、価値観や思考への理解や想像力が必要であることを学びました。将来、インドネシアからの招聘が可能となれば、本オンライン交流により、当初のプログラムの目的がより深く達成されると期待されます。

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