活動レポート

2020年度活動レポート(一般公募プログラム)第031号 (オンライン)

「持続可能な社会で活躍するための基礎力を身につけるプログラム」を終えて

大阪工業大学工学部応用化学科からの報告

 2021年1月19日から29日まで、さくらサイエンスプログラムの支援を受けて、インドネシア・スラバヤのウィドヤ・マンダラ・カトリック大学(WMCUS)から9名の学部生および大阪工業大学(OIT)から9名の学部生をオンライン交流の場に招き、「持続可能な社会で活躍できる技術者をめざすための基礎力を身につけるプログラム」を実施しました。

 今回のオンライン交流では、SDGsをキーワードに両国の事情や置かれた環境などについてZoomで意見交換し、互いを理解するとともに技術者としてものづくりに貢献できるスキルを身につけることを目的に交流を深めました。まず、両国および両大学の紹介から始まり、両国学生が自己紹介を行うことでお互いを知ることができました。その後、グループ分けを行い、SDGsのキーワードから最も気になる関心事を写真や事例を交えて意見交換しました。

 イントロダクトリーレクチャーでは、本学の東本慎也准教授から「再生可能エネルギー創出技術に関する種々の太陽電池の作製」に関する基礎と最近の研究例について配信しました。参加学生は食い入るように興味深く聴講し、たくさんの質問や議論がありました。

 チームごとのディスカッションや交流は、Zoomのブレイクアウトルームや、その他のツールを用いて各チームで時間を設定して行いました。英語による議論ではインドネシア人学生たちは普段から行っているため、難なくこなしていましたが、日本人学生の多くは英会話力に乏しいのに加えてオンラインによるハードルも高く、大変苦労していました。ただ、プログラムの後半にもなれば、慣れて来たこともあり楽しく賑やかな議論が交わされていました。

 最終日はSDGsに関して議論した内容をまとめてチームごとにプレゼンテーションを行いました。またインドネシアとWMCUSについて紹介しました。学生は少々緊張した様子でしたが、英語でのプレゼンテーションを堂々と行っていました。日本人の学生諸君は、英語によるコミュニケーション能力を更に身に付ける必要があると感じたらしく、今回のプログラムで身をもって体得できたことは、オンライン交流プログラムを開催した甲斐があったのではないかと思います。

 最後になりますが、チーム研修型体験プログラムを遂行するにあたり、多大なるご支援を賜りました JSTに心より感謝申し上げます。この貴重な経験を糧にして、双方の学生がグローバル社会で活躍できる素養を、さらに身に着けていくことを期待します。

プログラム参加者同士の意見交換の様子
母国の食事や文化などを紹介
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