活動レポート

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第10グループ

東大柏キャンパスで数々の最先端研究に触れる

 2019年12月3日(火)午後、さくらサイエンス・ハイスクールプログラム第10グループ計93名(高校生82名、引率者11名)が、東京大学柏キャンパスを訪問しました。同グループは中国・ペルー・チリ・アルゼンチン・ウズベキスタンの高校生で編成され、国際色豊かです。

丸1日以上の飛行時間でアルゼンチンからやってきた高校生たち

 到着してまず、柏キャンパスの概要説明があり、続いて岩田容子准教授(大気海洋研究所・海洋生物資源部門・資源生態分野)から“Reproductive biology of squid: How do males fight and how do females choose?” というテーマの講義を受講しました。一般にはあまり知られていないイカ類の行動生態や繁殖生態についての研究は、高校生たちの好奇心を掻き立てたようで、講義の後も「海洋汚染は生態にどのように影響しているのか?」など次々と質問の手が挙がり、白熱した質疑応答の時間となりました。

講義内容について高校生たちは次から次へと質問!

 講義の後は、3グループに分かれて、「宇宙線研究所」「新領域創成科学研究科」「空間情報科学研究センター」の研究棟を見学しました。

 宇宙線研究所では究極の超高エネルギーガンマ線施設、チェレンコフ望遠鏡プロジェクト(CTA)についてのレクチャーを受け、ガンマ線測定によって新たな天体の発見やさまざまな物理現象を解明できることを学びました。また、実際にチェレンコフ望遠鏡で使用されている反射鏡や光を検出するためのCTAカメラも間近に見ることができました。

チェレンコフ望遠鏡の仕組みついて熱心に耳を傾ける高校生たち
CTAカメラによる光の検出の仕組みについても学びました。

 空間情報科学研究センターでは、研究メンバーによる研究紹介がありました。「データサイエンスとその応用事例」「ドローン(UAV)を使った環境分析」「都市計画と地理情報システム(GIS)」など、それぞれの研究内容について高校生たちは熱心に耳を傾けていました。

空間情報科学研究センターで研究発表を聴く高校生たち

 また、新領域創成科学研究科では、高温プラズマを生成する磁気圏型プラズマ実験装置RT-1を見学することができました。

 いずれの研究棟でも高校生たちの探究心は旺盛で、研究者の方々に多くの質問を投げかけ、予定よりもかなり時間をオーバーした東大柏キャンパスの訪問となりました。

キャンパスの売店で売られている品々に高校生たちは好奇心一杯
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