2019年度 活動レポート 第5グループ:筑波大学附属坂戸高校で日本の学校生活に触れる

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第5グループ

筑波大学附属坂戸高校で日本の学校生活に触れる

6月9日(日)に来日した第5グループの中で、インド、ブルネイ、タイの48人は、6月13日に、筑波大学附属坂戸高校を訪問しました。

学校に到着してまず、副校長から学校の概要説明をいただき、早速、同校生徒と共に「未来の学校づくり」をテーマとした授業に参加しました。生徒たちは小グループに分かれ、”制服”、"校則”など、グループ毎のテーマについて、熱くディスカッションしました。国ごとに異なる状況をお互い説明し、皆、興味深く聴き、グループとしての意見をまとめていました。

ディスカッションは盛り上がりました。

ところで、同校学校長で、筑波大学生命環境系 教授でもある田村 憲司先生は、当日、朝から校庭内に授業用の穴を掘ってくださっていました。(1m以上の深さの階段付きの穴です)

土壌学の専門である田村先生による授業では、地層による土の選別方法を体験しました。実践を重んじる同校の教育理念に則った授業です。土ごとに堅さや色が異なるということを、実際に掘った穴を使って確認しましたが、アジアの高校生達は熱心にメモをとり、積極的に授業に参加していました。

田村校長による土壌学の授業
土の硬さを確認する測定器の使いかたを学びました。

全てのプログラムが終わり、学校を離れるときには校舎から多くの生徒が身を乗り出し、手を振ってバスを見送り、お互いに別れを惜しんでいました。

学校を離れるときには、校舎の窓から多くの生徒さんに見送られて、感激していました。