活動レポート

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第5グループ

理化学研究所を訪問

 第5グループ(中国、インド、ブルネイ、タイ)の高校生と引率者の合計93名が6月9日に来日しました。6月11日(火)午前中は、理化学研究所(和光市)を訪問しました。前日から激しく降り続いていた雨もようやくあがり、全員晴れやかな笑顔で宿泊先から出発したバスを降り立ちました。早速案内されたのは、水素からウランまでの全元素、約4000種類の不安定原子核(RI)を、世界最大強度のビームとして発生させることができる最先端加速器施設「仁科加速器研究センターのBIビームファクトリー」です。2015年にアジアの国からは初めて国際機関から認定された、113番元素「ニホニウム」もこの施設で発見されました。

 レゴブロックで立体的に表現された横幅2メートルもある巨大な核図表を目にした高校生たちは、早くも大興奮!延與 秀人仁科加速器研究センター長から「ニホニウム」発見までのエピソードなどを説明されると、目を輝かせて、その奥深いサイエンスの世界に引き込まれていました。

 また、理化学研究所の概要説明として、世界各国から集まっている研究者たちの様子がビデオで映し出されました。そして、中国、インド、タイから来日して活躍している3人の研究者の皆さんと実際に対面する機会にも恵まれました。

 国ごとのグループに分かれて、母国語で研究者の皆さんと対話する高校生たち。「なぜ日本で研究することを選んだのですか?」「日本での生活で困ることはないですか?」など、積極的に質問を投げかけ、真剣に自国の先輩研究者のメッセージを受け取っていました。

中国の研究者と、中国語で対話をしています。
タイ語で語りかける先輩研究者の体験談に興味津々!

 地球温暖化抑止のために気候変動の研究をしているインドの研究者は、「日本の文部科学省関連の奨学金を得て、日本で研究をする道を選びました。研究設備が整っている日本での研究はとても快適です。皆さんにも、是非おすすめしたいです」と語りかけていました。

「日本での研究を是非おすすめします!」と語りかけるインドの先輩研究者と、
体験談に真剣に耳を傾けるインドの高校生たち。

 日本で研究者として輝いている、未来の自分の姿を重ね合わせた高校生もいたかもしれませんね。とても有意義な理化学研究所でのひとときでした。

説明をして下さった延與 秀人仁科加速器研究センター長と記念撮影!
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