活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第409号

インドにおける医学分野エンパワーメントを目指すナノテクノロジーと
バイオエンジニアリングスキル向上プログラム

宮崎大学医学部からの報告

 宮崎大学医学部は、2019年12月16日から7日間の日程で、インドの16の機関から18名(大学院生6名、研究者6名、教員6名)をさくらサイエンスプランを通じて招へいしました。参加者は、日本に到着するやいなや日本の空港が清潔で整然としていることに感心し、また、宮崎の空気がきれいで街が静かなことに感激していました。

医学部長表敬
<12月17日>

 参加者は、医学部キャンパスでのオリエンテーション後、実施主担当教員のハリーシャクマール・マドゥエスタ助教から本プログラムについての説明を受けました。また、医学部長を表敬訪問し、医学分野におけるコラボレーションの可能性や現実性について協議する機会を持ちました。キャンパス内の学生食堂で日本食の昼食を体験後、中島客員研究員からESR(電子スピン共鳴法)の講義を受け、研究室を見学しました。

中島客員研究員による講義
<12月18日>

 応用生理研究室にて、ラダ・マドゥエスタ助教から、創傷治癒に関する実験の講義を受けました。また、金ナノ粒子の電子顕微鏡(TEMおよびSEM)観察を行いました。

TEMによる観察
<12月19日>

 参加者たちは、工学部研究室にてEDX(エネルギー分散型X線分析)やXPS(X線光電分光分析)により廃水に含まれる金属、特にヒ素についての分析実験を行いました。また宮崎大学木花キャンパスを見学し、今後の共同研究に向けて他学部の研究者らと交流を行いました。宮崎大学で見学した分析実験は、参加者がインドの研究室でも実施することができるという自信を与えることができました。実験体験後は、宮崎大学近くの海岸に立ち寄り、宮崎の美しい自然を見ることができました。

XPS 実験
<12月20日>

 宮崎市産業廃棄物処理施設の「エコクリーンプラザみやざき」を視察し、日本の廃棄物のリサイクルシステムについて学びました。また、この日は宮崎大学の国際交流担当部署の職員と交流する機会があり、宮崎大学とインドの大学との大学間協定の可能性や、SSP参加者の日本への再来日について情報交換をすることができました。

エコクリーンプラザみやざき視察

 修了式では、応用生理学教室の丸山教授から参加者に修了証が手渡され、宮崎大学でのプログラムを終了しました。

<12月21日>

 参加者は東京へ移動し、日本科学未来館を見学しました。また、東京都心の雰囲気を楽しむことができました。

 日本の科学技術や文化の貴重な体験をし、参加者はインドへ帰国しました。

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