活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第364号

次世代を担う若者が農業の未来を学際的に考える3国間交流

宮崎県立宮崎北高等学校からの報告

 さくらサイエンスプランにより、2019年10月5日(土)~11日(金)の日程で、「次世代を担う若者が農業の未来を学際的に考える3国間交流」を実施しました。

 本交流事業では、国立台湾師範大学附属高級中学から生徒5名と教員1名を、高雄市立高雄女子高級中学から生徒5名と教員1名を招へいしました。また、同時期に本校と姉妹校提携を結んでいるタイ王国のカセサート大学附属高校の生徒10名と教員1名も(自己資金)受け入れています。今回は、台湾・タイ・日本の高校生が共通のプログラムに参加し、農業の未来について考えました。そして、ディスカッションなどを通して、お互いによい刺激を受けるとともに、将来優秀な研究者になるための土台を作ることを目的としました。

(1)宮崎県総合農業試験場研修

 最先端の科学技術で労働力不足の解消や高品質の農作物を生み出すことを目指した本県の「スマート農業」について、講義や見学を通して学習しました。その後、グループに分かれてポスターにまとめ、ポスターセッションを行い、スマート農業について互いの考えを共有することができました。

農業に関するポスターセッション
(2)ディスカッション

 研究活動におけるチームワークや話し合いを学ぶとともに、視野を広げるための活動の一環として、現在取り組んでいる各自の課題研究についてディスカッションを行いました。高校生同士ということもあり、議論が盛り上がり内容の濃いディスカッションができました。

互いの課題研究に関するディスカッション
(3)宮崎大学工学部訪問

 宮崎大学工学部を訪問し、施設見学や体験授業を行いました。将来のまなびの場の候補として日本の大学を選択するきっかけになったと思います。

宮崎大学工学部での講義
(4)綾・国富研修

 自然と共生する町づくりを学ぶため、綾町で研修を行いました。綾町役場の協力をいただき、ユネスコエコパークに認定されている綾町のエコサイクルの取組について講義や質疑を行いました。今回は同行している北高生徒が招へい学生に英語で通訳をする形式で受講しました。慣れない通訳に苦労しましたが、北高生徒にとって貴重な経験となりました。完全有機農家である早川農苑では有機農産物による食事を摂りながら、ランチミーティング形式で、安全・安心な食について学びました。最後にソーラーフロンティアの工場を見学し、フルオートメーションシステムを興味深く見ていました。将来、自然と共生する町づくりを牽引する高校生にとって有意義な活動であったようです。

講義を英語で同時通訳
(5)実験教室

 台湾生徒1名と北高生徒2名がグループでロケットを作成しました。両国の生徒が熱心にディスカッションする姿が見られました。

ロケット作成
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