活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第328号

医用・福祉工学の先端技術に触発された未来指向型日中連携の模索

中央大学理工学部
教授 梅田 和昇さんからの報告

 2020年1月16日~22日に上海理工大学の学生10名(院生6名、学部生4名)と教授1名(日本文化交流センター主任 何偉銘教授)を中央大学に招へいしました。「医用・福祉工学の先端技術に触発された未来指向型日中連携の模索」をテーマとして、2件の特別講義、3学科6研究室への訪問、中央大学多摩キャンパス訪問、オリンパスミュージアム、TWIns、Miraikan見学などを実施しました。

<17日>

 オリエンテーションの後、精密機械工学科・早川健助教による特別講義「Micro/Nano-Robotics for Biomedical Applications」ならびに早川研究室の訪問を実施しました。大学の食堂での昼食の後、4研究室の訪問ならびに電気電子情報通信工学科・村上慎吾教授による特別講義「Measurement and simulation of electricity in the body」と、盛り沢山の一日でした。

土肥徹次教授によるマイクロシステム研究室紹介
<18日>

 樫山理工学部長からの歓迎の挨拶、申請者の梅田からの中央大学ならびに理工学部の紹介の後、人工血液の研究で著名な応用化学科・小松晃之教授の研究室の見学を行いました。午後は、東京女子医科大学(女子医大)・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設(TWIns)を訪問しました。女子医大の正宗賢教授の案内のもと、最先端のIoT技術が導入されたスマート治療室「SCOT」の見学などを行わせて頂き、今回のテーマである「医用・福祉工学の先端技術」にまさに合致した極めて有意義な内容となりました。この日の東京は雪が降る寒い一日でしたが、寒さを吹き飛ばす熱気あふれる一日でした。

小松晃之教授より人工血液の説明を受ける学生
<19日>

 午前はMiraikanの見学を行いました。各種の体験型の展示物、ASIMOのデモをはじめとした魅力的なロボット展示などを通して科学の面白さ・日本の科学技術の最先端を体験できました。午後は東京文化体験を行いました。中央大学の学生と共に、お台場、浅草、秋葉原などで東京を肌で体験する、楽しい時間となりました。

日本科学未来館(Miraikan)見学
<20日>

 午前は、東京・八王子にあるオリンパスミュージアムを見学しました。改装を終えたばかりのミュージアムで、内視鏡などを体験しながら見学することができ、極めて有意義な見学となりました。見学後のフリーディスカッションでも上海理工大学の学生から数多くの質問が出たことも印象的でした。午後は、中央大学多摩キャンパスを訪問しました。今回のテーマの医用・福祉工学と直接は関係ありませんが、炎の塔という司法試験などの資格試験の勉強を行う設備などを、中央大学国際センターのボランティア学生や上海理工大学から多摩キャンパスに留学している学生の案内で見学しました。

オリンパスミュージアムでの手術用マニピュレータ操作体験
<21日>

 午前は学生の発表会を行いました。10名の学生それぞれが独自の視点で大変優れた発表を行ってくれました。学生が日本の良い所を沢山見つけてくれたのも印象的でした。午後は修了証の授与ならびにフェアウェルパーティーを行いました。期末試験期間中にも関わらず中央大学の学生も数名参加してくれ、アットホームな雰囲気でパーティーを楽しみました。

フェアウェルパーティーにて

 中央大学関係者は元より、学外の方々の献身的な協力のおかげで本プログラムは無事成功裏に終わりました。皆様ならびに「さくらサイエンスプラン」関係各位に心から御礼申し上げます。

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