活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第305号

都市工学や災害緩和に着目した研究室インターンシップ

芝浦工業大学からの報告

<概要>

 芝浦工業大学では「さくらサイエンスプラン」による助成を受け、2019年11月17日(日)から11月23日(土)の期間でインドのGandhi Institute of Technology and Management及びVignan Institute of Information Technology大学より計11名の大学生及び若手研究者と引率教員2名を招へいし、都市工学や災害緩和に着目した体験型の交流プログラムを実施しました。

招へい者と本学教員、ゲストの東京大学教員および本学生
<オリエンテーション・キャンパスツアー>

 11月17(日)に来日し、翌11月18日(月)に本プログラムが始まりました。まず始めに国際部職員によるオリエンテーションを受けました。ここでは芝浦工業大学の紹介や本プログラムの趣旨説明がなされました。その後、ウェルカムパーティーと授業の合間にキャンパスを周り、図書館やパソコン室、食堂、研究室等の施設を案内しました。

<講義とシェアセッション>

 初めの2日間では、SITの教員や東京大学の教員を招へいし、防災の様々なテーマの研究について講義が実施されました。「リモートセンシングやフラクタルによる大気汚染の研究」、「コンピューターサイエンスの防災応用研究」、「発展途上国における耐震構造工学の研究」などが紹介され、招へい者たちは自身の専門分野の第一線の研究者たちがどういった視点にたって研究を進めているかについて学びました。この後、学生側によるインドの環境問題を共有するための発表が行われました。

学生によるインドの環境問題についてのプレゼンテーション

 また、2日目には、「日本の都市計画における防災の取り組み」と「東京の橋の構造計画の発展と耐震性の構築」について説明を受け、東京の都市計画を理解するための基本を勉強しました。

東京大学の教員によるレクチャー
<科学施設訪問見学>

 プログラム中、学外に出て様々な施設見学を行いました。本所防災館では、地震・火災による防災体験ツアーに参加し、災害の危険性及び防災に関する知識や技術を身につける事ができました。東京大学生産技術研究所では土木研究室の実験施設を訪問し、さらに産業ベースの防災研究を理解するために安藤ハザマ技術研究所を訪れました。日本の最先端科学技術に触れることができる機会とあって、招へい者達は非常に興味を持っている様子で見学していました。さらに都市レベルでの防災エリアマネージメントを理解するために、大丸有エリアを見学し、三菱地所より説明を受けました。都市発展のプロセスの中に防災計画が考慮されていることに学生達は強い関心を示し、積極的に質問をしていました。

<グループワーク>

 プログラムでは、招へい者達は3-4人でチームを組み、計3チームに分かれてグループワークに取り組みました。各チームには、TAとして、それぞれ1-2名程度の日本人学生が配置され、共同でグループワークやディスカッションに加わりました。主な課題テーマは、「Water Crises and Disaster Management」、「Urban Planning and Disaster Management」、「Construction Practices and Technology」で、講義や見学により得た知識を基に、それぞれのテーマにおける日本の解決策とインドでのその適応可能性と課題について話し合い、チームごとのプロポーザルを提案しました。本プログラムでは、最終発表とともに発展系としてプログラム終了後、チームで取り組んだ成果を母国へ持ち帰って取りまとめ、発表することを目的としています。

<最終発表>

 11月22日(金)は今回の滞在の総括として、最終発表会を実施しました。各チームごとに、このプログラムで得ることができたそれぞれのテーマに対する成果の発表を行いました。質疑及び講評では、各招へい者の引率教員及び本学教員より招へい者に対していいコメントを頂き、大変真剣な雰囲気で最終発表会が進みました。各班の提案は密度が高く、2日という作業時間を考えると、学生たちは個々の力をよく集約させ、完成度の高い提案を作成したと思います。

 7日間という短い期間で、毎日朝早くから晩まで 取々なイベントが続きましたが、学生はよく集中し、高い創造性や適応力を示しました。互いの交流、異文化体験という意味でも実りの多い経験でした。今後も継続して同様の活動を続けたいと思います。

東京大学訪問
<招へい者の感想>

●I feel Visit to Tokyo was a very great learning experience, the way technology and policy is used in Japan to make lives very efficient and convenient was a thing that I observed the most. My sincere thanks to Dr. Yasmin,Shibaura Institute of Technology, Japan Science and Technology to make this program a very amazing one. to the institute and the people who made this programme happened and gave me this wonderful opurtunity to visit japan.My one week in this exchange programme open my eyes about my future.I got to meet some of the extremely talented individuals who became my friends and we got a chance to interract with many industry experts.Experiencing the Japanese way of life and their technological advancement were an important aspect of an trip. All in all this one of the best experiences in my life.

●This program has provided me a wider platform to learn about Japanese way of living & discipline, overcoming disasters and technology. The lectures delivered and visit to industries, museums are very helpful for me to develop research skills in a larger perspective. I will be looking forward to get an opportunity to work/do research in Japan. Finally, SSP given me the best experience in my life which I would like to share views to my locality people and to implement in my life. We are thankful to Shibaura institute of Technology for hosting my team and arranging all this events in an organized manner which have implemented a per schedule too.

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