活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第189号

UNITEインターンシップ受け入れ報告書

芝浦工業大学工学部電気電子学群電気工学科
教授 藤田 吾郎さんからの報告

■概要

 マレーシア・UNITEN(テナガ電力公社を母体とする工業大学)より、さくらサイエンスプランを活用して「電力システムとパワエレシステムの構築と運用」のタイトルでインターンシップ生受け入れを2019年11月24~30日に実施しました。参加者10名に対して、これまで本研究室(電力システム研究室)にて開発を進めてきた、モジュール形電力系統実習装置を用いた実験実施を中心として、電力供給施設見学も含めることで、電力システムに対して理解を深めるためのワークショップを実施することができました。

ウエルカムパーティーでの集合写真
■スケジュール
11月24日(日)
  • マレーシアから成田に移動、ホテルまで引率
11月25日(月)
  • オリエンテーション、アイスブレーキング、施設見学
  • 安全教育、導入実験
  • 2班にわかれてテーマNo.1とNo.2をそれぞれ実施
  • ウエルカムパーティー
2班に分かれて簡単な実習から開始
11月26日(火)
  • 2班にわかれてテーマNo.3~6を実施
実験が進むにつれてディスカッションもはずみます
11月27日(水)
  • 2班にわかれてテーマNo.7~10を実施
11月28日(木)
  • 発表準備
  • 東京電力パワーグリッド(株)
給電業務を見学
11月29日(金)
  • 発表準備
  • 最終発表会
  • フェアウェルパーティー
最終発表会
11月30日(土)
  • 文化交流活動
  • 羽田からマレーシアに移動
12月1日(日)
  • 早朝にマレーシアに帰国
■成果など
  1. 事前準備としては、11月1日にTV会議による現地との打ち合わせを実施しました。現地コーディネーターである石崎先生、本学国際交流課スタッフである河原崎さんも加わり、全体のスケジュール確認をスムーズに完了できました。
  2. 実施に当たっては、本学側からTA6名を選出して入れ替わり制で常時3名が担当するようにして、安全管理を徹底しました。
  3. 実験参加については、10名を2グループにわけ、各テーマにおいてリーダーを立てて、チームワークの育成をはかるように工夫しました。
  4. 導入実験では、三相交流回路の基礎的な実験を行いながら、5問のクイズを実験をしながら考えさせ、理解度の確認をしました。三相交流回路は理解が難しいことは日本人学生を教育してこれまでもわかっていましたが、マレーシア学生も同様であることが理解できました。
  5. 実験テーマは、本学電気工学科学生が3~4年生で学ぶ内容と同レベルを想定して設定しました。交流回路の基礎、電圧制御、発電方式、系統保護方式などを体験しました。
  6. 最終発表会では、各自が学んだ内容のほか、発展的内容や見直しが必要な点を含めるようにして、主体的に取り組めるようにしました。リーダーが担当するテーマの内容を発表するようにすることで、プロジェクトマネジメントの視点も養うようにしました。
  7. 東京電力パワーグリッド(株)中央給電指令所の見学では、英語による解説を依頼することができました。電力供給システムは直接目に見える設備だけではなく、計画、監視や制御といったものが組み合わさった巨大なインフラであることを理解できたと考えます。
  8. Dr.Nadiaを電気工学科の齋藤真先生に紹介して、同じパワーエレクトロニクス分野の実験設備の見学および情報交換を実施できました。
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