活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第177号

多様な環境に生息する生物の生態学的考察に基づく生命機能に関する研究交流

産業技術総合研究所生物プロセス研究部門からの報告

 産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門では、さくらサイエンスプランの支援を受け、2019年9月2日から9月6日までの5日間にわたり、中国科学院西北高原生物研究所の教員および大学院生計4名を招へいしました。

研究所前での集合写真

 当部門では以前から中国科学院西北高原生物研究所とは交流があり、すでに相互に複数回訪問を重ねていました。今回は、こうした交流をさらに広げるために新たなメンバーで来日いただきました。滞在中は、相互の研究紹介を行い、お互いのバックグラウンドを共有することで、研究交流の発展を図りました。また、北海道ならではの自然環境や動植物などを身近に感じてもらえるよう、北海道大学やその附置施設、実際に川を遡上するサケの姿が観察できる千歳水族館などを訪問しました。

<9月2日>

 新千歳空港にてお迎えし、札幌市内へ移動、滞在先へのチェックインを終えた後、当方の研究員ら計3名と先方4名にて市内のレストランにおいてジンギスカンとともにちょっとした歓迎会を開催しました。

<9月3日>

 産業技術総合研究所北海道センターにて、研究交流会を開催し、相互にそれぞれの研究所の概要紹介とともに個々の研究紹介を行いました。また、産業技術総合研究所生物プロセス研究部門では複数名の研究者が連携大学院制度を利用して、北海道大学の大学院生を指導していることから、関連する研究者からその概要を紹介するとともに、在学中の大学院生にも研究交流会に参加してもらいました。

研究交流会の様子
<9月4日>

 北海道大学を訪問し、附置されている植物園や総合博物館を見学しました。北大の研究の歴史や北海道固有の植物などについて知るよい機会となりました。夜は自由行動として、その間、お土産物探しなどされた様子でした。

北大総合博物館前にて
<9月5日>

 千歳市内まで足を伸ばして、サケのふるさと千歳水族館に行ってきました。ここの特色は何と言っても、建物のすぐ脇を流れる千歳川をあたかも水槽に見立てて直接眺めることができるコーナーがあることです。この日はラッキーなことに、産卵に向けて遡上してきているたくさんのサケを見ることができました。

千歳水族館前にて
<9月6日>

 来日最後の夜となったこの日、当方研究者4名と先方4名にて懇親会を開催しました。北海道は海の幸にも恵まれていますので、新鮮なお刺身などが好評のお店で夕食を共にしました。最終日は、お迎えの際の倍になった荷物と共に空港までお送りして今回の交流会を無事終えることができました。

 後日、事務局に提出するアンケートを受け取りましたが、中国語で書かれていて完全には理解できなかったものの、日本滞在を大いに楽しんでいただけた雰囲気が伝わってきて、この時になってようやくホッと胸を撫でおろしました。

北大クラーク像とともに
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