活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第132号

日中相互協力の新時代を担う若者の学術知的交流プログラム

横浜国立大学からの報告

 横浜国立大学は2019年10月20日から26日までの7日間、中国の同済大学、山西大学、山東大学、上海交通大学、四川大学の5つの協定校から10名の優秀な大学生及び大学院生を招へいし、「さくらサイエンスプラン」のご支援により、科学技術交流プログラムを実施しました。

横浜国大キャンパスにて

 招へい学生らは、本学の人工知能理論と応用分野、外国為替や国際貿易と世界経済分野、ナノ材料高分子化学分野などの研究室及びグループに配属され、各分野で活躍する教員の指導を受けたり、科学実験やプログラミングの実践によって研究対象の制御を比較したり、研究室のゼミナールに参加したりしました。また、招へい学生らが自身の出身大学や自らの研究内容を発表するなどして、本学での配属先指導教員や学生と活発な研究交流活動を行いました。

研究室での実験の様子
本学学生との研究室での交流の様子

 当プログラムでは、本学での研究交流活動のほかに、神奈川県厚木市にある富士通研究所を訪問しました。この研究所は、常に最新の研究成果が展示されていることが特徴であり、現在・未来の社会課題を解決するため、グローバルな視野で最先端テクノロジーの研究開発を推進しています。特に、人工知能や先端材料、次世代素子、コンピュータネットワーク、ICTシステムの研究開発の先行事例と研究成果に関して、招へい学生らの好奇心と関心が非常に高く、次々に招へい学生から質問が出ました。

富士通研究所見学(厚木)にて

 また、休日を利用し日本文化研修として古都鎌倉と江の島を訪れました。長い歴史を持つ建長寺では13世紀から続く日中の文化交流の歴史を学びました。丁度、天皇陛下の即位の礼の式典が行われる日程だったため、皇室関連の記念行事なども巷で垣間見ることができ、日本の伝統的な儀式に大変興味を持った様子でした。高徳院では大仏の大きさに圧倒されながら、大仏の内部の見学や記念写真を撮影したりして楽しいひと時を過ごしました。

 最終日の研修発表会の日は、朝から豪雨に見舞われたものの「ニュースで見ていた日本の台風を体感できましたが想像以上にすごく驚きました!」と感想を述べていました。研修発表会は予定通り順番に一人ずつ行われそれぞれの研修成果を英語と中国語で発表しました。会場には研修先の研究室からも学生が参加しており、招へい学生が研究室の短い見学の間でも様々な気づきがあったことを称賛し、お互いの学生達にとって良い刺激のある交流ができたようです。プログラムを終えて招へい学生からは、本学教員への謝辞や、将来日本及び本学を再び訪れたいという声が聞かれました。この度は当プログラムに対して多大なご支援を賜りました「さくらサイエンスプラン」に感謝申し上げます。ありがとうございました。

修了証書の授与の様子
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