活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第084号

マレーシアの大学との教育と研究の交流体制確立を目指して

東京都市大学からの報告

 東京都市大学では、2019年7月28日~8月3日(7日間)、マレーシア工科大学(UTM)マレーシア日本国際工科院(MJIIT)から10名の大学生と1名の引率教員を招いて、さくらサイエンスプラン(科学技術体験コース)を実施しました。7月28日の来日時には成田空港混雑のため、出国手続き等に2時間以上の時間を要し、出迎者を大いにハラハラさせたら、その後、予定通り順調にプログラムが実施されました。

 MJIITとは、「さくらサイエンスプラン」元年からプログラムが採択され、これまで5年連続で実施してきました。また、「複数年度型」に採択されていて、今年はその「複数年度型」の最終年でした。

はじめての登校

 MJIIT(UTM)とは大学間で包括協定を締結し、学生間(教育)、教員間(研究)の多角的な交流を推進していて、「さくらサイエンスプラン」は学生間交流の柱の一つとなっています。「複数年度型」申請に採択されたことは、MJIITとの関係強化に確かに貢献しました。「複数年度型」の1年目に引率教員として来日したMJIIT教員(MJIITのCentre for Artificial Intelligence & Roboticsに所属)と知識工学部・情報科学科の教員との間で共同研究活動がスタートし、さらに、MJIITからは今年、2名のインターンシップ生が3か月本学に滞在しPBLに取り組んでくれました。さくらサイエンスプランが『両校の教育と研究の交流体制確立』に確かに重要な役割を果たしたと言えます。

 本年はMJIITの「化学工学分野」から3名、「電子システム工学分野」から3名、「機械精密工学分野」から4名の合計10名の学生に1週間、本学工学部の「エネルギー化学科」、「電気電子工学科」、「機械工学科」、「機械システム工学科」の研究室でPBLに取り組んでもらいました。今年は、全体で7日間のプログラムでしたので、研究室での活動が4日程度と短期であったにもかかわらず、本学の受け入れ教員の協力で充実した成果を得るに至りました。

学生交流

 化学工学分野の招へい学生は、エネルギー化学科の高津教授が指導を担当し、再生可能なエネルギーとして実用されている「バイオディーゼル」の工業生産法を研究室規模で模擬しました。電子システム工学分野の招へい学生は、電気電子情報工学科の岩尾教授が指導を行い、放電現象に対する課題に取り組みました。機械精密工学分野の招へい学生の指導は機械工学科・白木教授、丸山講師と機械システム工学科、宮坂教授が行いました。そして、招へい学生は材料の強度試験を中心としたPBL、人工衛星が軌道上で展開することが出来る「大型展開アンテナ」の設計・製作に関わるPBLに取り組みました。

成果報告会にて1

 本プログラムの最終行事として、学生ひとりひとりに成果を口頭で発表する成果報告会を行いました。その報告会を通じて、今年も全ての学生が十分な成果を得たことを確認しました。この報告会では、本学の国際センター教員(外国人教員を含む)の協力を得て、さらに、招へい学生の研究室におけるPBLを支援した本学の学部生、大学院生が多数参加し、質疑応答も活発に行われ盛会となりました。

成果報告会にて2

 成果報告会後には修了式が行われ、各学生に修了証が授与され、充実したプログラムが終了しました。

成田空港にて
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