活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第073号

タイの大学生のプレインターンシップ -高専生およびタイ留学生との共同演習

久留米工業高等専門学校からの報告

 令和元年6月30日~7月6日の7日間、さくらサイエンスプランの支援を受けて、タイのキングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)から情報学部生4名と引率教員1名、同じくタイのカセサート大学(KU)から情報学部生3名の合計8名を久留米高専に招きました。

 このさくらサイエンスでのプログラムの第一の目標に、本校での交流を契機として、より長期のインターンや学生として再来日してほしいとの願いがあります。そのために、タイ留学生が研究している姿を見てもらおうと研究ラボツアーを企画しました。タイ留学生が自らプレゼンを行い自身の研究プロジェクトを説明しました。

ラボツアーで質疑応答を交えながらプレゼン

 次の目標としては、本校の学生を、KMITLやKUに送り出すことであり、本校の学生との交流の機会を多く企画しました。タイからの大学1〜2年生と同学年の本校の学生とが英語の授業5クラス(1クラス90分)に参加し、テーマを決めてディスカッションを行いました。プログラミングの話題については、いかにも情報学部の学生らしく専門用語が飛び交い盛り上がりを見せていました。タイにおける交通事情としてバイクが道路にあふれているらしく、学生の交通手段にもなっているそうです。日本のメーカーのバイクはタイで人気らしく、当節の若者らしい話題に花を咲かせました。また、本校の情報工学科5年(大学2年相当)の講義を英語で行うことで、久留米高専の実際の授業を肌身で触れてもらうことができました。

英語のクラスでのディスカッション

 また、ロボットコンテスト部やプログラミングラボ部を見学しました。ロボコン部ではアームの装着体験を行い、プログラミングラボ部では、タイ-日本両国の学生が参加したプログラミングコンテストでのお互いの作品について白熱した議論を交わしました。

ロボコン部の学生との交流

 学生会主催の歓迎パーティーでは、折り紙を体験してもらうなど日本の伝統文化にも触れてもらいました。

歓迎パーティーで折り紙を体験

 さらには、本校の工学教育の基盤でもある「ものづくり教育センター」を訪れ、旋盤やフライス盤、ホブ盤などの工作機械を間近で見学しました。また、久留米市にある福岡県青少年科学館のほか、トヨタ自動車九州株式会社の自動車工場と株式会社安川電機の工場見学も実施しました。招へい者らはロボットがロボットを作る日本の技術水準の高さに目を見張っていました。

 この度のさくらサイエンスプログラムによるKMITL、KUの学生との交流を通じて、9月には久留米高専の学生8名を1週間、KMITLに受け入れていただくことが実現しました。タイと日本の学生の相互交流の場を与えていただきましたことを心より感謝申し上げます。

集合写真
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