活動レポート

2019年度活動レポート(一般公募コース)第069号

熱流体工学分野におけるKYUTECH-GE教育プログラム

九州工業大学工学研究院
教授 長山 暁子さんからの報告

 さくらサイエンスプランにより、2019年8月25日(日)~31日(土)の日程で、九州工業大学戸畑キャンパスにて「熱流体工学分野におけるKYUTECH-GE教育プログラム(Global Engineering Education in Thermal Engineering Field)」を実施しました。

 本交流事業では、九州工業大学国際交流協定校の中国清華大学、山東大学および国立台湾科技大学から大学院生15名と引率教員3名計18名を迎えて、熱工学分野における教育研究の国際交流の促進を図りました。活動期間中に「International Joint Seminar on Thermal Engineering 2019」を開催し、招待講演3件、基調講演7件、口頭研究発表5件、ポスター発表33件が行われました。

招待講演にて質疑応答

 招待講演と基調講演では、熱工学分野における最先端の研究成果が紹介され、講演終了後も本質に迫る深い議論が続きました。学生がメインとなる口頭発表とポスター発表では、活発な議論が交わされるうちに、学生も徐々に緊張が解けていき、英語によるプレゼンテーション力を向上させることができました。

ポスター発表

 また、本交流プログラムで企画した研究体験活動4件で学生に最先端計測機器に触れ合う機会を提供するとともに、ラボワークを通して学生間の協働学習を促し、英語によるコミュニケーション能力の向上で協定校と本学の両方の学生によい刺激を与えることになりました。

研究体験活動(協働学習)

 研究室見学では、九州工業大学熱流体工学分野のCREST研究、さきがけ研究、科研費研究など最先端科学技術を紹介し、招へい学生の興味を引き出すことができ、多くの招へい学生が近い将来本学への短期訪問や長期留学の意欲を示してくれました。

研究室見学

 さらに、北九州市エコタウンセンター、次世代エネルギーパーク、環境ミュージアム、安川電機みらい館、TOTOミュージアムを見学し、環境・産業都市である北九州市の先端技術の一端を肌で感じ、見聞を広めることができました。

安川電機みらい館にて

 9月に本学の学生が、本交流活動と平行して実施している「グローバルエンジニア育成のための交流協定校派遣プログラム」によって3つの協定校に派遣する予定があります。短い間でしたが、本交流活動に参加した本学学生と招へいした協定校の学生がすっかり溶け込み、協定校での再会を心待ちしているようでした。

 一連の多様な活動を通して、清華大学、山東大学、国立台湾科技大学及び本学の教員・学生同士の幅広い交流を深めることができ、非常に有意義な交流活動となりました。本事業にご支援をいただいた「さくらサイエンスプラン」、交流活動にご協力をいただいた沢山の方々に心より感謝申し上げます。

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