2019年度 活動レポート 第31号:大阪工業大学

2019年度活動レポート(一般公募コース)第031号

国際PBLプログラム「高度な画像処理技術にもとづく自律移動ロボットプログラミング」

大阪工業大学 情報科学部からの報告

1.プログラムの背景

大阪工業大学情報科学部は、さくらサイエンスプログラムのご支援のもと、本学の協定校であるタイ、タマサート大学シリントーン国際工学部(SIIT)から教員1名、学生10人を招へいし、2019年6月18日から24日までの7日間、国際交流プログラムを実施しました。

テーマを「Real World Game Programming:高度な画像処理技術にもとづく自律移動ロボットプログラミング」と設定し、両大学の学生から構成されるチームを計5チーム結成しました。プログラムは、共通の課題に取り組むPBL(Project−Based Learning)の形式で行われ、参加学生は英語でコミュニケーションを取りながら協働で作業を進めました。

2.プログラム概要

グループ分けした各チームにGoPiGoというカメラを搭載した自走式ロボット2台とPC2台を与え、ロボットが配置されるフィールドに、10cm四方の大きさのマーカーを複数箇所に貼ります。各チームは攻撃側と防御側に分かれ、攻撃側はマーカーをロボットのカメラで撮影し、防御側はロボットに貼り付けられたボードを利用して撮影を防ぎます。各チームはプログラム開発用言語にPythonを用い、画像処理とロボット制御プログラミングを融合し、攻撃・防御両方の自律型ロボットプログラムを作成しました。

開発作業の様子

3.活動スケジュール

<初日>

開会式にてウェルカムスピーチや本学の紹介等を行った後、活動スケジュールや競技ルールの説明、グループ分け(SIIT学生2人、本学学生2~3人から構成される計5グループを編成)、ロボットプログラミングに関する講義等を行いました。また、夕方からは本学の食堂にてウェルカムパーティーを実施し、懇親を深めました。

<2日目以降>

最終日の競技会に向け、各チームは計画的にロボットプログラミングを進めました。なお、プログラム4日目には科学技術交流プログラムとして、2017年度に完成した本学梅田キャンパスに行き、同キャンパスの最新研究設備や研究されている数多くのロボットを見学したほか、キャンパスから徒歩5分の距離に位置するグランフロント大阪・ナレッジキャピタル「The Lab.」にも見学へ行き、バーチャルリアリティ等をはじめとする日本の先端技術に触れる機会を設けました。

バーチャルリアリティ体験の様子

<最終日>

午前中は各チームでロボットの最終調整およびプレゼンテーションの準備をする時間とし、午後から競技会を実施しました。競技会はリーグ戦形式で行い、勝ち数(および得点)に応じて1位から5位までの順位を決めました。全競技の終了後、各チームがパワーポイントを用いた英語によるプレゼンテーションを実施し、最後は表彰式を行い、全プログラムを終了しました。

競技会の様子
プレゼンテーションの様子

4.参加学生からの感想

「英語によるコミュニケーションは困難であったものの、プロジェクトチームを組んで遂行できることはよかった」、「学生同士でプログラム時間外に観光することができた」等、総じて高い評価が得られ、困難がありつつも貴重な体験と達成の喜びが得られるプログラムとなったことが確認できました。

最後になりましたが、この度は貴重な機会をご提供いただきましたさくらサイエンスプログラムに、心より感謝申し上げます。