活動レポート

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第8グループ

東京都立日比谷高校を訪問
次代を築く日中高校生交流

 7月10日(火)、来日中の第8グループの内、中国の高校生48名と引率者8名が日比谷高等学校を訪問しました。

 日比谷高等学校は、教室の窓から日常の風景として国会議事堂が見えるという、まさしく日本の中枢に位置する都立の伝統校です。平成19年からSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)の指定を受け、ノーベル賞受賞者による特別講演会や、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学の研究室訪問など、様々な特色ある活動で実績を残していることでも知られています。

写真1 参加メンバー全員で記念撮影!

 歓迎会では、武内彰校長から、学業だけではなく、三大祭(体育祭、合唱祭、星陵祭)にも全力で取り組む、学校の特色についても紹介がありました。日比谷高校合唱部による校歌紹介など、終始和やかに進行した会の最後には、日中高校生が入り乱れての英語でのディスカッションタイムとなりました。同年代の若者同士、すっかり打ち解けた雰囲気で時間いっぱいまで会話を楽しんでいる姿が、大変印象的でした。

写真2 歓迎会の様子

 その後、中国の高校生は12個の小グループに分かれて、地学、化学、物理、数学、世界史、倫理、英語など、2年生、3年生の通常授業に参加することになりました。理系のクラスに参加したのは、中国の科学オリンピックで優秀な成績を修めた高校生たちです。大学レベルの難しい問題に、英語でコミュニケーションをとりながら目を輝かせてチャレンジする日・中の高校生の様子に、たのもしさを感じました。

写真3 英語でコミュニケーションととりながら、物理の課題に取り組みました。

 世界史など、日本語で行われている授業でも、黒板に描かれた図や、漢字が書かれている日本の教科書を参照しながら、だいたいの内容が理解できていたようで、「すごく楽しめた!」との感想が聞かれました。

写真4 英語の授業に参加中

 授業の後は、「英語ディスカッション」「理系クラブ活動の紹介と交流」の2グループに分かれての活動になりました。

 「英語ディスカッション」グループでは、北京オリンピックを経験した中国の高校生と、これから東京オリンピックを迎える日本の高校生が、オリンピックをテーマに活発なディスカッションが繰り広げられました。

写真5 英語ディスカッション!東京オリンピックの最終聖火ランナーはピカチュウ?!オリンピックについて話し合いました。

 「理系クラブ活動の紹介と交流」グループでは、物理・地学・化学・生物各クラブの教室を訪問して実験を見学した後、折り紙や剣玉などに挑戦しました。

写真6 理系クラブの紹介。折り紙にも挑戦しました!

 午後のひととき、時間にしたら、わずか3時間半ほどの滞在であったにもかかわらず、大変密度の濃い交流プログラムとなりました。中国の高校生と日比谷高校生の間ではしっかりとした友情が育まれ、別れ際には、あちらこちらで連絡先の交換が行われていました。

 未来を切り拓くサイエンスリーダーとしての協力関係が、この交流をきっかけに築かれていくことが期待できます!

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