活動レポート

さくらサイエンス・ハイスクールプログラム 第3グループ

市川学園市川高校を訪問
アジアの高校生がノーベル賞受賞の野依先生の特別授業を受講

 5月17日(木)、さくらサイエンスハイスクールプログラム第3グループ(インド、カンボジア・ミャンマー)の高校生75名、引率者13名は、SSP(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に指定されている市川学園を訪問し、日本の高校生と大いに交流を深めた後、2001年ノーベル化学賞を受賞された野依良治先生の特別授業を受講しました。

写真1 野依先生と一緒に記念撮影

 歓迎式の後、グループに分かれて高校1年生の各クラスの教室に案内されたアジアの高校生は、国語、英語、数学、物理、体育など、日本の高校生と一緒に通常の授業に参加しました。先生の説明を通訳するなど、お互い懸命に英語でコミュニケーションをとりながら、徐々に心を通わせていく様子が大変印象的でした。

写真2 日本の高校生と一緒に、授業に参加するインドの高校生
写真3 柔道にもチャレンジ!

 午後から行われた野依先生の特別授業のタイトルは「Where am I from? Where are you going?」

 野依先生は、幼少時にお父様と一緒に東レの会合で「レーヨンが石炭と水と空気からできていること」を知り、科学に興味を持つようになったこと、そして湯川秀樹博士のノーベル賞受賞に感銘を受けて科学者をめざされたことを、語られました。

 また、先生ご自身のノーベル賞を受賞された研究についても、やさしく、分かりやすく解説され、皆その内容に目を輝かせて引き込まれていました。

 授業の後半には、昨今の環境問題など、科学技術の進歩が必ずしも人々の幸せにつながっていない現状に触れ、「科学技術は、何よりも人類、社会の発展のためにある。そのためには、分野の壁を越えて、皆で協力していくことが大切」ということを強調されました。

写真4 野依先生に質問をする高校生たち

 未来の科学者の卵たちでもある、アジアの高校生は、野依先生のお言葉を深く胸にきざみ、また短い時間の中で友情を育んだ日本の高校生との別れを惜しみながら、市川学園をあとにしました。

写真5 またいつか会おうね!日本の高校生との別れを惜しみました。
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