活動レポート

2018年度活動レポート(一般公募コース)第403号

ロボットコンテスト参加に向けた実践的なロボット製作に関する技術研修

都城工業高等専門学校からの報告

 平成30年12月15日から12月22日の8日間、都城工業高等専門学校では、モンゴル3高専(モンゴル工業技術大学(IET)付属高専、新モンゴル学園高専、モンゴル国立科技大付属高専)から学生9名と教員2名を招へいし、さくらサイエンスプランの交流プログラムを実施しました。

 このプログラムは、モンゴルにおいてABU(アジア太平洋放送連合)ロボコンへの出場を目指す学生が、本校のロボット製作局に所属する学生と交流を深めながら、日本のものづくりの体系を学ぶことを目的としています。

 初日に、モンゴルから成田空港を経由し都城へ到着しました。

 2日目には早速、本校の実習工場において、ロボット製作局に所属する学生や担当教職員から、作業に対する安全管理の導入教育が行われ、その後に基礎的な工作機械の操作方法を学び、ロボットに使用する各種部品の製作実習を行いました。初めて工作機械に触れる学生もいましたが、説明に注意深く耳を傾けて、操作方法を短時間で習得し、積極的に質問をする姿勢には、モンゴル高専生の高いモチベーションを強く感じる1日でした。

 3日目の午前中には、オリエンテーションを行い、本校の概要説明や校内見学を行いました。午後から6日目までは引き続き、ロボット製作実習を行いました。

自己紹介・オリエンテーション

 2019年8月にモンゴルが主催国として開催されるABUロボコン(アジア太平洋ロボコン)にモンゴル高専生たちは、各高専でチームを編成し、ロボットを製作して参加します。本大会がモンゴルで開催されることもあり、彼らのロボット製作に対する意欲を強く感じました。

 日本の高専生がロボコンで学んでいることに興味を示し、本校のロボット製作局の学生も、これまでの経験を通じて得た知識や大会へ臨む姿勢を、モンゴルの高専生たちと共有することができました。異国の学生たちが協働で行う技術研修ではありましたが、それによってモンゴル高専生たちも自国の代表権を獲得する可能性を感じ、自信につながったようでした。

ロボット製作実習の様子

 また、実習の合間には、ロボットに使用する部品を製作している、株式会社九州コガネイの工場見学や、本校の学生寮で開催している留学生カフェへの参加、本校学生会及び同日程で招へいしていたミャンマーの大学生との国際交流も実施しました。

工場見学にて
留学生カフェにて

 7日目は東京に移動し、日本科学未来館(東京)で、最新テクノロジー・地球環境・宇宙・生命について見学し、MEGAWEB(東京)では、最新技術を用いた自動車の説明を受けました。

 短い期間でしたが、今回の経験は招へい者にとって、日本の科学技術に対する理解を深め、今後の勉学や研究活動において、より一層の飛躍を誓うものとなりました。また、本校の学生にとっても、お互いの文化を理解する良い機会となりました。

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